根深いもの
昨日のようなblogを書いた同じ日に、まさか日本大学側から緊急会見が開かれるとは予想してなかった(笑)
会見の内容はご存知の通り…僕はネットで生中継を観ていたけど、テレビで中継していなかったので、全てをリアルタイム(カット無し)で観ていた人はどのくらいいるのだろうか?視聴率でいうと1%弱くらいになるのかな。
まぁ同じ話題で続けて書くのもアレなので手短に…

日本大学には、国内でも数少ない「危機管理学部」が設置されているが、これは文字通り企業や組織が問題を起こした場合、より迅速にかつ被害を最小限に抑えながら問題解決する方法を考え、実行していくことを学ぶ学部だ。
要は、今回のような問題が起きた場合に、どうすれば最適な対応、行動がとれるかを考えるスペシャリストを育てるような場所であり、教授指導陣もその研究者が揃っている。
今の時代、とてもニーズのある学術分野だと思うし、僕が学生の頃にこんな学部があったら、是非とも講義にモグりこんで勉強したいくらいだ。
そんな研究機関と研究者を抱える日本大学が、あの昨夜のような会見をするのだから、もう完全にギャグでしかない。
いや、学部の教授や学生にしてみれば、アメフト部なんて自分と何の関係もないのにと思う所もあるかもしれないが、それにしても、なんでこうした研究をしている人達が揃っている大学があのような会見をするのか、理解できない。
もうアメフトの試合中に起こった問題、だけでは済まなくなってるもんね。。。

でも今回のようなパワハラ(って英語ではなく日本人の造語なので、あまり使いたくないけど)は、日本のあらゆる文化や伝統の根底にあるものなのかもしれない。
ブラック企業だけでなく、どこの現場でも同じような上から下へのプレッシャー、圧はあるだろう。
昨日の会見だって、取材に来ていたマスコミはみんな「(日大を)潰すつもりで行ってこい」って上司に言われてると思うよ。
実際にタックルはしないだけで。
簡単に言うと、そういう上からのプレッシャーや圧=ハラスメントは、下の人間を強くする、成長させるというロジックは、今だに日本中のどこでも、普通に通用するということ。体育会系は特にそうだろうけど、体育会系じゃなくてもそれが共通認識としてある。
昨日の会見も、日本大学としての考え方も、要は「学生を成長させる、強くするための指導(言葉)であり、事故をおこそうとしたわけじゃない」という主張に終始していたよね。
それが言い訳としてあまりにも稚拙だから、これだけ炎上しているわけだけど、記者会見を開いてもなおまだ分かってない風だったのは、その意識がとても根深いからじゃないかと思う。

今回これだけ騒動が大きく広がっているのは、日本の学生から社会人までのほとんどの人がそういうハラスメント文化に身を置く中で、やっぱりちょっと違うんじゃないかと思い始めてるからなのかもね。
日大アメフト部の例は極端かもしれないけど、同じようなことは組織であればどこでも起きているし、みんなが一度は経験しているだろうから。
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