ベッドをめぐる攻防
ロシアワールドカップに向けて旅立つ日まで、あと2か月となった。
4年前のブラジルの時と違って、今回は大使館までビザ申請する必要もないし、日本からの移動距離を考えても、現地の治安を考えても、不安やプレッシャーは全然少ない。
なので、まだまだ余裕の精神状態(笑)。だけどこれが一か月前、2週間前となってくるともう少し緊張してくるだろう。

日本とモスクワの国際線も取ったし、ロシア国内で日本代表の試合を見るために移動する際の国内線や鉄道もほぼ予約済み。
宿泊についても去年から予約してあるので問題ないが、それでもほぼ毎日ホテル予約サイトをチェックしては、新たに空きが出ていないか調べている。
もっと条件の良いホテルに…というのもあるけど、実際の所、W杯開催期間中の現地(試合開催地)のホテル事情は今もかなりカオス状態で、通常一泊5千円くらいのホテルが5万~20万円くらいの超バブルな価格設定となっている。
それでもホテルの絶対数が足りていないので、個人所有のマンションやアパートの一室を宿泊場所として貸している、いわゆる民泊が雨後のタケノコのように出現していて、それらもバブルに乗ってかなりの強気価格に設定されている。

もちろん僕はこうなるずっと前の去年に予約済なので、普通に5千円のホテルを5千円で予約しているのだけど、このバブル状態のせいで、ホテル側から「予約キャンセル」を一方的に言われるケースが出ている。
要するに、他がバブル価格で出していてそれでも予約が入ったりするわけだから、定価で予約している僕のような客を断って、再度バブル価格で予約をつのろう、という意図だ。
日本人の感覚からすると信じられないかもだが、フツーにこういう事はある。僕が予約しているホテルの中でも既に向こうからの一方的なキャンセルがいくつかあった。
さすがに上で書いたような本当の理由はホテル側も言えないので、向こうとしては「価格を一桁間違えて出してしまった」とか「急遽水回りの工事が必要になったためその日は宿泊出来なくなった」とか、小学生ばりの言い訳をしてくるのだけども。
まだ2か月以上先なのだから、工事くらい今やってよと思うのだが(笑)

でもこうなることは実は去年から想定済みで、僕が滞在する同じ日に、キャンセル無料の予約を複数入れている。モスクワのように大都市の場合は、1日に6件の予約を入れている日もある。
もちろんこの6件のうち5件はキャンセルすることになるが、前日や前々日くらいまでは何のリスクもなくそれらの予約をキープしていられるわけだ。
だからホテル側もひどいけど、僕のような客も同じくらい悪いと思う。
こんな悪い客が何万人と、下手すると何十万人と大挙して訪れるのがワールドカップだ。このままいけば当然、残り一か月を切って直前くらいまでに、大量のホテルキャンセルが発生することは予想できる。
その時点で、(高級ホテルやスイートじゃなく)一泊何十万円もするようなバブル価格も一気に崩れると思う。
ホテルはそれでも空室ガラガラにはならないだろうけど、民泊で強気価格を設定して一儲けしようとしている人はアテが外れるだろう。
この泊める側と泊まる側の駆け引きというかやり合いは、開催直前まで続く。。。

こういうことが、2020年の東京オリンピックでは起きないといいなぁと思う。
まぁ、日本人だからね。おもてなしの精神で海外から観戦者をお迎えして、ボッタクリなんて起きないと信じているけど…
今回みたいな様相を一年以上ウォッチしている自分の中では、民泊ってとてもイメージ良くないです(笑)
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