Road to Russia
一昨日の深夜にモスクワで行われた2018年ワールドカップの組み合わせ抽選会。
もちろん僕も生放送で観ていたのだけど、あまりにも興奮しすぎて昨日一日何も手が付かなかった(笑)

既に報道されている通り、日本代表は予選Hグループの第4ポッド、つまり抽選くじ引き順でいうと32か国中一番最後となった。
予選グループでの対戦相手はポーランド、コロンビア、セネガルである。コロンビアは2014年大会に続いて2回連続での対戦!

グループHと共に最後まで残っていたグループF組はドイツ、メキシコ、スウェーデンといった強豪国が集まったいわゆる「死のグループ」であり、ここに入るのは韓国か日本か、というドキドキする瞬間だったが、結局F組には韓国が入ることになった。

全体的にみると、Hグループは過去に優勝したチームが1チームもない唯一のグループであり、突出したチームがいない、誰が勝ってもおかしくない組だ。
他のグループに入るよりも、日本が決勝トーナメントに勝ち上れる可能性はほんの少し上がるだろう。もちろんどこも日本より格上のチームなので「ほんの少し」ではあるが。

なので、今回の抽選結果が日本にとって良かった、期待が持てると考える人は多いだろう。
一方で、来年のワールドカップをロシアに「現地観戦」しに行く人にとっては、今回の抽選結果は事前に予想していた「最悪」のケースであることもちょっとした話題になっている。
まず首都モスクワでの試合が「決勝戦」まで勝ち進んだ場合の1試合しかない。つまりモスクワでの日本戦を観れる可能性はほぼゼロ(苦笑)。
それどころか、予選で試合を行う会場は第一試合がサランスク、第二試合がエカテリンブルグ、第三試合がヴォルゴグラードとなった。
この3都市、今まで一度でも行ったことがある日本人がどれだけいるだろうか。というか、聞いたことすらない人がほとんどだと思う。

サランスクなんてロシア人でさえほとんどの人が行ったことないだろう(笑)、そのくらい小さな地方都市だ。
というわけでこれもYahooトピで既に報道されているが、この街には宿やホテルが数えるくらいしかない。
抽選会が終わって、日本代表の第一試合が行われるこの都市のホテルを予約しようとした人は、全てのホテルが満室で一室も空きがないことに気づいただろう。
これは抽選会後に予約殺到したわけではなく、僕が調べた今年の7月の時点で既に全室満室だった。
おそらくそれよりもずっと前に、現地の旅行会社が全て仮押さえしているのだと思う。
日本の旅行会社だってそんなに早くから押さえられるはずないし、そもそも7月はまだ日本が出場するかも決まってないからね。笑

それならなぜ僕はそんなことを知っているかというと、日本代表が出場を決めるよりも前に、予選全試合+決勝トーナメントの一回戦(ベスト16)の合計56試合分のホテルを全て予約していたから。
この56試合の中で、サランスクで行われる試合は予選リーグの4試合。この4試合が行われる日の宿は、今年夏の時点で既に予約できなかった。
なので、この4試合にあたるのだけは避けて欲しい…と抽選会の前からサポーターの間では言われていた。
抽選会で最後に残ったH4に日本が決まった時、ガックリと肩を落とした人は僕だけではないだろう。その人はかなりの海外サッカー観戦オタクだと思う(笑)

なので、サランスクで行われる第一試合の日本-コロンビア戦を観るためには、かなり高いハードルがあると言わざるを得ない。
一番手っ取り早く思いつくのは、試合が終わったあとすぐ空港に戻って深夜便でモスクワや他の都市に移動する方法だが、生憎この空港には深夜便もない。
なので、空港で一夜を明かすか、試合後の街で一晩中バーやレストランで過ごすか…まぁ終夜営業のバーがあるかも分からないけど(笑)

さらに、この後に続く第2戦のエカテリンブルグ、そして第3戦のヴォルゴグラードも、モスクワからは1000km以上離れた地方都市だ。
宿はまだ何とかなるものの、交通手段が飛行機しかない。1000kmもあるのでバスも列車もない。(あるにはあるんだけど、モスクワから24時間以上かかる…)
個人でロシア国内の国内便を予約するのはなかなかハードルが高いし、値段もこの期間中は決して安くない。ていうかめちゃめちゃ高い。
モスクワやその近郊都市での試合があればまだ良かったが、今回の日本の組み合わせは、予選3試合の試合会場を回ってモスクワに戻ってくるだけで4700km以上。
鹿児島から札幌まで行って戻ってきて1往復、よりもずっと長い。笑
しかも予選3試合だけで。もしみんなの願い通り決勝トーナメントに勝ち進むと、さらにこの移動距離は長くなっていく。なにせ最後の決勝戦までモスクワに戻れないのだから。

なので、現地に行って日本代表を応援したいと思う人にとっては、かなりハードルの高い、考え得る最悪の抽選結果になったといっていい。
もちろん、そこをどうにかするのが熱心なサポーターなのかもしれないが、逆に日本代表に拘らず、モスクワで行われる色々な国同士の熱い試合を観戦する方が、サッカーファン的にも、かかる予算的にも良いかもしれない。
4年に一度の祭典、どんな風に楽しむかは様々だけれど、旅行前に色々方法や組み合わせを考えたり検討するのが、僕のような単なる「旅好き」には一番楽しい時間だ。
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