TIP下さい
帰国してから毎日夜10時過ぎには目が開けられないくらい眠くなり、朝4時半にきっちり目が覚める…完全に時差ボケじゃないか!
でもずっとこのままで習慣になって欲しい(笑)



昨日も書いたけど、カナダにはアメリカと同様にチップ(TIP)を払う習慣がある。
さまざまなサービスを受けた時に、総会計の15%~以上をチップとして払うのが習慣だ。10%ではない。最低15%であって、良いサービスだと思えば20%以上払う人もザラにいる。
これはなかなかに、日本人には理解しがたい…。
チップが難しいのは、これは法律で決められているわけではないし、強制力を持っているわけではない。仮に払わない人がいても、それはなんら法律を犯したり、犯罪をしているわけではない。
でも「ルール」を守っていない、マナーがないと見なされる。
たとえばレストランで食事後、会計時にチップを払わなかったら、かなりの確率でウェイターか、場合によってはマネージャーが出てきて理由を聞かれるだろう。
これもまた、100%必ずではない。チップを払わないというのは「あなたの店のサービスは最低」を意味する場合もあるので、それに対してお客に詰め寄るというのは、高級でいいお店ほど「プライド」に関わってくる。
これらの国でチップを払うのはかなり強制力を持った「習慣」や「一般常識」だが、例えば日本のようにチップの習慣がほぼない国の観光客にとっては、うっかり忘れてしまったり、そのルールを知っていてもいくら払えばいいのか、どのタイミングでどういう風に払えばいいのか、分からないことも多いだろう。



「日本人がチップを払わない問題」は、北米では度々話題になるトピックだ。
うっかり忘れていた場合はごめんなさいで払えばいいが、「サービス」の良し悪しに対する「感謝の気持ち」、「心付け」だと考えてしまうと、チップを払うことに疑問、拒否感を感じる人も多いだろう。
その気持ちはとてもよく理解できる。なぜなら、海外のレストランやタクシーやホテルで受けるサービスが、日本人にとって「なんて良くしてくれるんだろう!お礼にチップ弾まないと!」と思わせることは、ほぼ無いからだ。
チップの習慣が無い国、日本で受けるサービスやおもてなしは、率直に言って世界でずば抜けていると思う。
高級レストランやホテルに限った話ではない。コンビニだってファーストフードだって、あらゆる業態のお店で「いらっしゃいませ」と必ず言う、接客するときは笑顔で、絶対にお客に反論したり批判したりはしない、何も買わなくても「ありがとうございました」と言う…etc...
こんな国は、世界中で日本だけだと思う。
これが日常生活に浸透していて、受けて当たり前の基準になっているから、海外で受けるサービスに対して感謝のお礼を20%も払うなんて気持ちには、まぁなかなかなれないのが実際の所だ。



これは日本人がケチだという話ではなく、また外国のサービスが悪いという話でもなく(実際日本と比べれば悪いけれど)、とにかく習慣や文化の違いって難しい、という話。
逆にアメリカ人やチップの習慣がある外国人が日本へ観光に来た場合も、彼らの間でこのことはよく話題になる。
「チップ(現金)をテーブルに置いたら、受け取って貰えないどころか困った顔で突き返された!あいつらどうなってんだ!?」てな具合に。
もっとも、こういうチップの習慣が分かりにくい、グローバル社会でワールドワイドには通用しない、と思っている外国人も最近は増えてきていて、チップもらえないと生活出来ないくらい最低賃金が低く抑えられているアメリカやカナダでは、その部分を(法的に)改善するべきじゃないかという議論がある。
なかなか難しいね~~。
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