最近のライブハウス事情。
最近仕事で都内のライブハウスにライブを観に行く機会が増えてきた。
ZEPPやブリッツのような大箱ではなく、本当に文字通りのライブハウスで、それこそバンドの時にライブをやっていた所も多い。
もうあれから何年も経ったけど、都内のライブハウス事情はそんなに変わっていなくて、僕たちが良くやっていた所で無くなってしまったのはBOXX TOKYOくらい?
あとは新宿も渋谷も六本木もみんなまだあるし、実際にハコに行ってみても当時となにも変わっていない(笑)。


ところがどっこい、出演者とお客さんの層はかなり変わっている。
僕が最近ライブハウスに行く理由もそれだけど、アイドルのライブがかなり増えてて、箱によっては月の半分以上がバンドではなくアイドルのイベントやライブが開催されているところもある。
アイドルとは、まぁ1%くらい男性アイドルも含まれるが、要はほとんどは10代後半~20代の女性アイドルグループ(またはソロ)のことだ。
こういう年齢の女の子達が、昔自分たちがバンドでやっていたライブハウスでライブをしている、という事実に改めて驚きを感じる。
だって当時はそんなのほとんどなかったもの。


ちなみにライブと言ってももちろんバンドやミュージシャンによる演奏はなく、カラオケCDを流しながら歌ったり踊ったりする。カラオケにはレコーディングされた歌も被っている場合が多いので、まぁ8割くらいは歌ってないのだけど。
こういうアイドルグループが平日の17時くらいから22時くらいまで、土日ともなると昼の13時くらいから、それこそ20組以上で対バンイベントをしている。東京中で。
バンドが出てないのに対バンとはこれいかに?と思うんだけどw、この対バンという言葉は普通に今でも通じるし、アイドル本人たちも対バンという言葉を使っている。
もー本当に何から何までワタシついていけません。笑


で、お客さんの層もそれに合わせて僕らの時とは全然変わっていて。
女性アイドルが好きな女の子、通称女オタもずいぶん増えてきてはいるだろうけど、やはりこうしたアイドルのライブに来る層のメインはまだまだ圧倒的に男性であり、しかも割と年齢層は高めだ。
先日僕が行った都内のライブハウスでのアイドルイベントも、おそらく会場のお客さんのほとんどは僕より年齢上の男性。平日だと仕事帰りでスーツを着ている人も多く、おそらくそれなりに会社での立場役職も上?のような感じがする。
そういう人たちが、声を張り上げてコールやオタ芸を全力でやっている。
自分がバンドでライブをやっていた全く同じステージ、場所で、全く違う光景が今は繰り広げられている。
その事にただ驚き、新鮮、そして色々と考えてしまうこともある。


時代と言えばそれまでだけれど、実際にメジャーインディーを問わずアイドルはめちゃめちゃ増えたし、それに応じてファンの数も増えている。
音楽の仕事をしていると、結局はその時の時代や主流に沿って仕事のジャンルやカテゴリは決まってくるのだけれど、アイドルの楽曲制作や演奏は今は圧倒的に多いと思う。
まぁもともとソロアーティストやバンドは本人たちで自作するから、そういう意味でも発注される仕事の量が大きく違うのだけれど。
だからアイドルのCDや楽曲、ライブ、イベントが増えても、なんらおかしくはない。


ただ、いわゆるインディーズのアイドル(俗にいう地下アイドルってやつ。その呼び方は好きじゃないけど)のメイン活動の場所、ステージが、元はバンドのために作られたライブハウスだっていうのは、ちょっと違和感もある。
ライブハウスのあの雰囲気に、やっぱりアイドルとか女の子グループって合わないと思うんだよね。PAの音もだし、照明とかの見た目も。
アイドルらしいキラキラ感とか、ポップさとか。自分のバンドだって、なんか合わないハコだな~と思うことがあったくらいだし。笑
だから本当は、AKBのように専用劇場があれば一番なのだろうけれど、まぁライブハウス自体がそんなに簡単に作ったり潰したり出来るわけじゃないから、現状はこれでやるしかないのかもしれない。
でもまぁちょっとよろしくないと思うのは、明らかに18歳以下の女の子が21時以降にライブハウスで出演していることも多いんだよね。新宿や渋谷って場所も場所だし、そういう時はどうかなって思う。


でもさ、これも最近仲間内でよく聞く話なんだけど、自分がバンドやってた当時には出れなかったライブハウスの話。
例えば下北沢のライブハウスなんて当時出演希望して音源とか渡しても出させてくれなかったわけ。「音がシモキタっぽくない」とか言われてさ。
そういうライブハウスも、今はアイドルの対バンやワンマンライブがスケジュールに沢山入っていたりして、そういうのは正直「なんだよ!」って思うよね。笑
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