後悔しない?
もう9月2週目の週末。早いね~。
この頃は早朝歩いていても、空気がすでに秋の気配を漂わせている。
時間が経ち日が昇ってお昼になるとやっぱり暑いけど…



大して長く生きていない自分ですら、今まで生きてきた中で後悔することはそれなりにある。
しばしば、「後悔しない人生を生きよう」という言葉を本で読んだり、人から聞いたりすることがあるが、それは具体的にどうすればよいのか、分からない人も多いだろう。
僕も分からないし、おそらくそういう言葉胸に強く刻んでいる人ほど、過去の人生で後悔することがたくさんあるのではないかと思う。

「後悔しない人生」とはなんだろうか。
どんなことにも失敗を恐れず挑戦すること、何ごとも思い立ったらすぐ行動すること。
これも散々、たぶん1000年以上前からくらいからあらゆる人が言っていることだ。
これらは大変重要なことだし、後悔しない人生を送るために必要な要素であろう。
実際に人間は、遺伝子や本能のレベルで「やったことのないことへの好奇心」があり、成功するか失敗するかに限らず、やっていないことや知らないことに関心を持つようになっている。
だから、のちのちになって「やった後悔よりやらない後悔」が大きくなってしまうのではないだろうか。


ただこれも人間の一つの側面であって、同じく遺伝子や本能のレベルには「安心・安全欲求」というものもある。
好奇心とどちらが勝るかはその人のパーソナリティによるが、こちらも生きていくために最も重要な要素だ。
つまり、「やること」で何かを失ったり、失敗したり、変化したりすることを根本的に人は避ける。
矛盾するようだけど、「やりたい」気持ちと「やりたくない」気持ちで、ずっと揺れ続けるのが人間の普通の心理なのだ。


それでも「やった後悔よりやらない後悔」が大きくなってしまう説が世間でこれだけ言われるのは、人間は誰もが歳をとり、最後は死んでしまうから。
つまり自分の死、終りを感じるような年齢、環境になると、そこまで来て今さら「失敗するかも」「失ってしまうかも」というのが気にならなくなってくる。死を意識することで安心・安全欲求が少なくなってくる。
こうなってくると、先ほどの二つの心理で揺れ動くことがなくなり、一気に「やらなかったこと」への後悔が大きくなる。
実際、若い時には「やらなかったこと」への後悔はほとんどないのだ。今からでも「やれる」からね。


となると、かの有名なスティーブジョブズの「毎日を人生最後の日だと思って生きる」は、自分の死を十分に意識した上での言葉だろう。
実際、ジョブズは死んじゃったわけだし。
ジョブズの名言に心を打たれて、この言葉のように(あるいはそんな風に言える彼のように)自分も生きたいと思う人は世界中に沢山いるはずだ。
ジョブズは生きている間、一切の後悔をしなかったのだろうか。毎日を人生最後の日だと思って生き続けたのだろうか。
死ぬ時には「あれ、やっておけば良かったなぁ」って思ったような気もするんだけどね。
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