Iowa Caucusから思うこと
今年の秋に控えるアメリカの大統領選挙。その候補者選びの幕開けとなる党員集会がアイオワ州でスタートし、日本でも昨日はかなりニュースになっていた。
ここから毎週のように各州で投票を行い、民主党、共和党の両方から大統領候補者を選び出す。その後で一対一の直接選挙が行われるんだけど、もう初っ端の党員集会選挙からかなり盛り上がっていて面白い。
まだ誰が次の大統領になるかはずっと先の話なんだけど、今の段階からここまで盛り上がれるアメリカは羨ましいな、と素直に思う。
日本の首相とアメリカの大統領では確かに政治家として立場が全然違うけれども、少なくとも国民の政治意識を高めて、参加を促すことが大切なのはどの国でも同じこと。
でもここ日本で、これほど政治に対して関心やみんなの意識が盛り上がることは、果たしてあるだろうか。
日本も今年の夏には参議院選挙があるわけだけれど、正直言ってアメリカの大統領選の方が自分の中では全然アツいよ。



以前、選挙のことを「ゲーム」だとこのblogで書いたけれども、アメリカ人はそこがちゃんと分ってるんだと思う。
お祭り騒ぎ、エンターテイメントだと外国から揶揄されようとも、国民の出来るだけ多くが政治に関心を持ち、参加することが大切だと考えてる。
衆愚政治やポピュリズムに繋がるリスクは確かにあるけれども、今までの歴史の中でアメリカがそういった状況に陥ったことはなかったのではないか。
むしろ日本、ドイツ、イタリアなんかの方がポピュリズムから起った特定政党の暴走を許してきた歴史がある。
だから、選挙をゲーム感覚でやるのも、お祭り騒ぎのエンターテイメントにしちゃうのも、一概に悪いとは言えない。
いやむしろそれで投票率が上がって、本当に国民に支持されるリーダーが選ばれるなら、それの方がいいだろう。
日本は自分達のリーダーを、自分達で直接決めることが出来ない。与党内の選挙で選ばれた人が総理大臣になるなら、それは国民が選んだのとイコールになる、という論理でずっとやってきた。
それも一理あるんだけど、まぁ盛り上がりには欠けるわな。
甘利さんの辞任もそうだけれども、日本は僕が物心ついて以来ずっと、どうにもならないくらいの政治的不信とそこからくる無関心が続いている。誰のせいでもないけど、それは事実だ。
こういう状況を変えるには(変えたほうが良くない?)、やはり選挙制度の見直ししかないんだろうなぁ。
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