ピンクフロイド新作「永遠~TOWA~」を聴いて(最速レビュー)
CDが海外から日本に送られてくるみたいな書き方をしちゃった昨日のblog、良く考えてみれば輸入盤は日本でも普通にもう買えるのね(国内盤の発売日は来週19日)。ということで、昨日既に手元に届いていたPink Floydの「永遠(TOWA)」を早速聞きながらこのblogを書いております。

20年ぶりに出た新作を聞きながら、恐ろしく長い時間が経っているにも関わらずまったくブレていない、いい意味で変わらない彼らの音楽性に驚く。多分同じものを20年前に出しても、今から20年後に出しても、あぁピンクフロイドだなぁって思うんだろうな普通に(笑)。これってすごく不思議な感じだ。新鮮味がないと言えばそうなんだけど、これに不満のあるピンクフロイドファンはいないだろう。

このバンドの魅力を言葉で綴るのはすごく難しいけれど、一言で言ってしまえばこういう「時代性を超越した楽曲アレンジ」にあると思う。例えば曲のメロディっていうのも時として時代性を超越する時がある。いわゆる名曲、スタンダードってやつだ。モーツアルトやヴェートーベンはもちろん、Beatlesのいくつかの楽曲だってそうだ。それ以外のあらゆるスタンダード曲は「メロディ(主旋律)」が時代を超えて人の心を捉える。

Pink Floydはそれとはちょっと違って、実際心に残るメロディってのがほとんどない(笑)。誰もが知ってる、口ずさめるヒット曲がないことからもそれは証明されている。なんだけど、このバンドの場合楽曲全体で、特に「アレンジ」の部分で「あぁ、これはいついつ頃に書かれた楽曲だね」というのが、ほとんど分からないような作りをしてる。いつ、どこで聞いても、そこにあるのは「Pink Floydの音楽」。そう、例えるなら何百年、何千年前、いや何億年前まで遡っても地球からは太陽と月が見えていたであろう(実際に自分で見ていなくても、それは当然そこにあるはずだ)、そういう楽曲なんだ。

Pink Floydの音楽を聴く時は、部屋を真っ暗にしてヘッドホンで(スピーカーでもいいけどある程度音量が大きい方が良い)目を閉じながら聴くと、本当に宇宙空間にトリップしているような気分になる。こんなバンドは他にいない。僕はBeatlesだって大好きだし、口ずさめるような良い曲は圧倒的に向こうのほうが沢山あるけれど、やっぱりあれは60年代の音楽だと思うし、歌詞を聴いたりアレンジを聞くとやっぱりその時代性、Beatlesというバンドが当時置かれていた状況が楽曲に強く反映されていると思う。Pink Floydからは全くといっていいほどそれを感じられないのは、実に驚くべきことだ。

これを機会に新作「永遠(TOWA)」からPink Floydを聴いてみてもいいし、代表作である「The Dark Side Of The Moon (狂気) 」「Atom Heart Mother (原子心母) 」「Wish you were here (炎) 」のどこから聴いてもいいと思う。正直どれ聴いてもそんなには変わらない(笑)。イイと思うか、思わないか、それしかないって感じだ。ただ年代の新しい作品の方が音は綺麗なので、最初は新しい目のところからの方がいいかもしれない。まぁ一つ前のアルバムがすでに20年前だからねw

Beatlesはちょっと偉大すぎるので例外として、それ以外で僕が好きなバンドのトップ3は「Pink Floyd」、「Led Zeppelin」、「Queen」だ。メジャーすぎ!って思われるだろうが、古今東西ありとあらゆるジャンルとバンドを聞いてきて、散々悩みに悩んで選ぶとやっぱりこれになる。本当は「Kiss(キッス)」も大好きなんだけど、あそこはバンド自体、そのキャラクターが好きなだけで好きな曲が一曲もないからなー笑

というわけで、早く日本盤デラックスボックスセットが欲しい今日この頃です!

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