バンド「U2」の最新アルバム無料ダウンロードについて思うこと
かなり冷え混んでいる今朝の東京、本格的に秋の気配ですなー。

U2ボノ、新アルバムのiTunes強制プレゼントを謝罪。「聴いて貰えなかったら、という恐れから」

なんのこっちゃいなという人もいると思うので簡単に説明すると、先月のiPhone6発表時に、Appleがイギリスのバンド「U2」の最新アルバムを世界中のiTunesユーザー5億人に無料でダウンロード配信する、というサプライズ(とプロモーション)があった。もともとAppleとは関係の深かった超大物バンドU2の最新アルバムが無料でダウンロード出来る、ということでその大サービスっぷりも含め大きな話題となったが、これが開始直後から思わぬ方向に。

もともと音楽の好みや嗜好はとても個人的なもの。しかしAppleのiCloudサービスを利用しているとこの無料アルバムが「勝手に」パソコンやiPhoneにダウンロードされる仕組みで、しかもそれが(簡単には)削除出来ないということでユーザーから不満が続出。U2にとってもAppleにとっても予想外の形で大ブーイングが起こってしまった。そりゃそうだよね。。。

で、Appleは急遽このU2の無料プレゼントを「削除する」為の専用サイトまで作って対応しなければならなくなり、U2のファンではない世界中の人からひんしゅくを買うはめになった。もう一方の当事者であるU2もしばらくは事態を見守っていたものの、ボーカルでリーダーのボノが今回のプロモーションを直接謝罪することとなった。

音楽を無料でプレゼントすることは決して悪いことではないが、それは選択できるべきだったし、いくら無料とはいえ全ての人がU2のファンでないのは当然だ。U2のボノはこの件について「すばらしいアイデアだと思い、夢中になってしまった。自己顕示もわずかにあったが、自分らが過去数年の人生を費やしたアルバムが聴かれないままになってしまうのでは、という深い恐れがあった。」と謝罪。この気持ちは同じ音楽を作る人間としてとても理解できるけど、U2みたいなバンドでもそんな風に思うのか、とある意味僕にとって衝撃だった。

このプロモーション戦略は、アルバム自体は無料ダウンロードでも実はU2側におよそ100億円以上のギャラがAppleからU2に支払われていると言われている(契約内容は非公開だが、ボノ自身がそういう契約だったことを明言している)。加えて、今回の件でU2の過去のアルバム(旧作)がiTunesで軒並みダウンロードランキング入りした事からも、バンドにとって金銭的なメリットはかなり大きかったと思う。確かにそれによって世間的な評判は落としたかもしれないけど、まぁもともとファンじゃない人にどう思われてもあんまり関係ないってのもあるし。。。

ところで、このアルバム無料ダウンロードの発表があってから僕はずーっとU2の最新アルバムが自分のiPhoneに強制ダウンロードされるのを心待ちにしてるんだけれども、今のところまだダウンロードされていない笑。iCloudのユーザーじゃないとダメなのね。思うんだけど、音楽って今は「無料だったら聞く」ものなのか。自分的には「無料だったら(それほど真剣に)聴かなくてもいい」って感じもするのだが、どうだろうか。

では今日はこの辺で。
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