ISISについて日本人が知るべきいくつかのこと
3連休も最終日、自分のような生活をしてると連休とかあんまり関係ないはずなんだけど、なんとなくお休み気分になるから不思議。体調があまり良くないので特にどこにも出かけてはいないのですが、さて、今日は何をして過ごそうかな。



ISISによる3人目の処刑ビデオが公開されました。イギリス人の援助機関職員(多分NPO団体の人なのかな?)が処刑されたことを受けて、先週のオバマ大統領に続きイギリスのキャメロン首相がコメント。世界は確実に、このテロリスト組織との対決へと向かっています。

時期的なこともあるかもだけど、9.11のNYテロを受けて当時のJ.W.ブッシュ大統領がイラン・イラク・北朝鮮を「悪の枢軸」と呼んだこと、アフガニスタンへの大規模な派兵と攻撃を開始したことと、今回はダブる点が多くある。もちろん、ISISのやっている行為は「Evil」であり、僕を含めた世界中の多くの人が嫌悪感を感じるのは当然だ。ただ、この「善vs悪」という単純な二元論化が、9.11の後にどんな事態を招いたのか、西側先進国はアルカイダという悪を本当に打ち破れたのか、キリスト教vsイスラム教という対立に終わりはあるのか、などなど、色々と考えてしまうことも多い。

ISISはアルカイダから派生した新しい組織ではあるけれど、はっきりいって「圧倒的に」アルカイダより戦力、資金力共に上だ。あの9.11テロ、NYやペンタゴンに飛行機をハイジャックして同時に突っ込ませた集団よりも、遥かに高い組織力と軍事力を持っている。イスラム教スンニ派からの支持もあるし(完全にではないけど)、イスラム教徒でない外国人、アメリカやイギリス、オーストラリアや世界各国から志願兵が集まっている。アメリカ情報局の言葉を引用するなら、「かつて歴史上に例をみないようなテロ組織」である。

まだ戦争が始まったわけではないし、オバマ大統領も米軍の直接派兵は今のところしない、と明言した。状況がどうなるか分からない今だからこそ、かなり注意深く、真剣に事態の成り行きを見ている。こういう言い方はアレだけど、多くの日本人はまだどこか「遠い場所で起こっている無関係な出来事」だと感じているんじゃないだろうか。実際日本人も囚われていて、いつ処刑ビデオが公開されてもおかしくはないのだが。2014年の今、この世界の状況にあって「集団的自衛権の行使の是非」が議論されているのは、すごく妙な感じがするよ。
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