Nの悲劇
珍しく続けて更新します。昨日のblogを受け継ぐカタチで?Aの衝撃ならぬNの悲劇。まぁNってのはnisaのNなんですけどね(笑)。






今年に入ってからTwitterを始めたり、去年から通っているジムにも必死で通いつつ、中国語とフランス語と平行して勉強して、それとは別に2月はバンドのHP作りをやったりしてました。なんかまぁ色々といままではあまりやらなかった事に時間をさいて取り組んでた1月~3月だったのですが、今までやらなかった事に打ち込めば、当然今までやってたことがおろそかになる。

というわけで、丁度今日は年度末なんでそういう話になるんですけど、去年の後半から明らかに本業の仕事の方が傾いてきてまして(笑)、かろうじて続けてはいるものの、それ以前と比べるとかなりマズい感じになってました。ま、今年に入ってからそうなったというよりは去年からだったので薄々感づいてはいたのですが、ちょっと赤がヤバい感じになってまして。

で、このままだと一つビジネスを潰しかねない、と考え直した結果、3月の始めにバンドのHP作業を終えてからはTwitterも放置してお仕事しまくってました。いわゆる、去年までやってた本業です。音楽制作やミックス、スタジオ経営やコンサルティングなどですね。

今月やった仕事がどのような結果になるのかは、すぐに利益になるわけではないのでもう何ヶ月か後にならないと分かりませんが、久々一年ぶりぐらいにかなりの量を受注して頑張りました。まー一年前と同じ水準くらいになればいいけど、なかなかこの世界もトレンドの移り変わりが速いので、そう単純にはいかないと思いますが。





去年の震災があって以降、僕は音楽に対するモチベーションを完全に見失っていた一時期があって、3/11からしばらくはほとんど仕事も出来なかったし、どうしてもやらなければいけないもの以外を受けなかった。結果、ビジネスが傾くくらい売上が減るだろう事も覚悟していたのですが、改めて帳簿を見ると意外と3月~8月くらいまではそんなに落ちてなくて、本格的にヤバくなったのは9月以降なんですよね。

数字というのはとても正直で、自分としては震災以降だと思っていた下降ポイントが、実は8月の終わりからだった。それは何のタイミングかというと、ギリシャやユーロ全体の危機が顕在化してきたタイミングとピッタリ重なります。振り返って去年9月のblogを見てもやっぱりそう書いてました。海外市場がヤバイ、と(笑)。

要するに、去年の9月以降ヨーロッパ全体、そしてアメリカにも信用不安に対する市場懸念や、この先どうなるの的な先行きの見えなさが濃くなっていたわけです。よく「景気が悪いor良い」て言われますけど、景気って結局気分的なもので、実質を伴うわけじゃない。何となくみんなが不安になると景気も悪くなるし、何となくみんなから不安がなくなると景気が良くなる。そういうもんだと思うんです。

実際の所ヨーロッパの国々が、特にイタリアやスペイン、そしてフランスとドイツがどういう経済状態にあるのか僕は良く知りませんが、9月以降あの辺の人たちが急速に「不安」になって、必要最低限のもの以外にお金を出すのを止めようとする雰囲気がありました。そうなると、僕のところにくる音楽の仕事も間違いなく少なくなりました。

この辺はすごく体感的なもので説明しづらいけど、音楽業界にも「受注の総量」みたいなのがざっくりあって、それがその時のトレンドによって減ったり増えたりするんですよ。例えほとんど仕事の途切れることのない超売れっ子みたいな人がいても、一本当たりのギャラというか予算は確実に昔と変化してます。大きなトレンドとして、少しずつ減り続けてるのは間違いない。

僕なんかはもっとニッチな所で、だけど海外中心にビジネスしてるから、日本の音楽業界が今どうなのか、というのはそんなに影響がないんだけれど、さすがにヨーロッパ全体がダメでアメリカもダメとなると割とお手上げになってしまうんですね。中国や新興国はやっぱりまだ音楽で身を立てられるほど市場が大きくないのもあります。






もう一つ今年掲げた目標に「自分の曲を作る」というのがあります。去年も沢山の曲をアレンジしたり、レコーディングしたりミックスしたりしましたが、やっぱり自分で作詞作曲して作る自分の曲って、そういったお仕事で作るのとは全然違うんですよね。これはもう何度もblogで言ってるから言わないけど(笑)。

特に作詞…これは仕事でやったことは一度もないので(補作詞くらいならあるが)、詞を書くというのはイコール自分の曲を作ることになるんですが、これがもうとにかく時間も労力もかかる。やってもやっても、未だに上手くいかない。片手間に出来るもんじゃないから、集中してやりだすとそれだけで何日も掛かって、感情の激しいアップダウンと共に心身がくたくたになる。

音楽制作の中で、僕は作詞が一番パワーを使うと思っています。そう言えば井上陽水さんも「曲作りは、作詞が9割、作曲が1割」なる名言を確か言ってました。ま、そういう風に思ってる人は少なからずいると思います(ちなみに陽水さん大好きです)。そんなに大変なら他の得意な人に任せれば、て事なんでしょうけど、作詞を誰かに任せたらそれはやっぱり「自分の曲」にならないんですよね。僕の場合。

なんで、この作詞という作業も一月からやり始めてるわけですが、おかげで仕事疎かになってヤバかったのでちょっと脇に置いて、仕事ばっかりしてたのが3月。もちろんまた詞は書きますが、それをどう仕事と両立させていくかがもっぱらの課題です。さーどうしようかな。。。

自分自身、感情の激しいアップダウンや、経営や利益の数字の波に揉まれている中で、何をどうすればもっと上手くいくのか分からなくなるときがあります。我ながら情けないなと思うけど、年頭に「今年は自分の曲を作る!それで収入ゼロになっても構わない!」とか佑君にタンカ切っておきながら、いざそういう事態になるとやっぱり怖いんですよ、「ビジネスを潰すこと」が。

今自分がやってる仕事、自分が立ち上げて育ててきたビジネスをなくすかもしれないって、やっぱり不安なんでしょうね、僕も。「こんな仕事いつ辞めたっていい」と口では言えますが、実際にはビジネスがある以上、辞められません。音楽も同じで、もう音楽を続けたいという風に思っているかも分からないまま、10年以上今まで続けてきました。そこには何があったんだろうね。






去年の9月から続いている不調の波が、この3月を契機に上向いていくといいな。でもって「Nの悲劇」なんてのが数ヶ月後には笑い話なってるといいのですが(笑)。いやまじでやばかったんで。

で、肝心の両立というのもちゃんと考えていきたいと思います。要はさ、悩まずさくさく曲が作れて、でもって空いた時間で本業の仕事すればオッケー♪てへぺろ、的な感じでやれればいいんだよな。うん、頑張ろう。
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