一番有名なホワイトクリスマス スイングホテルから
大型の低気圧が日本海にいるため、24日から26日にかけてのクリスマス連休は東北、日本海側を中心に大荒れになりそうです。

「ホワイトクリスマス」なんていうと関東モンには偉いロマンチックな響きだが、実際の所みなさん雪や寒さには気をつけて~。



Bing Crosby - White Christmas

ホワイトクリスマスといえば、やっぱりビングである。

ビングクロスビーは1930年代から40年代にかけて一世を風靡したポップスシンガーだが、Youtubeを見ても分かるとおり、なんというかこの「声を張り上げない」喋りのような歌(でもちゃんと歌ってる)を初めて編み出した、意外にPOPS音楽史的には偉大な人。

ビートルズが出てくる20年以上前だから、当然ロックやソウルで言う所の「シャウト」はまだない時代だが、この当時の「歌」というのは、要するにオペラの事を指すわけで、声楽家の人が驚異的な身体能力でもってマイクなしでぐわぁぁ~と発声する、あれこそが「歌」だった。




で、ビングはその当時普及していたラジオ、そして映画に出演することから、オペラ歌手のように生声でぐわぁぁ~と歌うと、マイクが飛んでしまったりスピーカーが割れてしまう(当時のオーディオ製品はそんなもん)。

そうならないような歌い方でもって歌を歌う必要性があった。そこで、「声を張り上げないで」、かつ「歌を歌ってるように聴こえる」、この発声方法を編み出したわけ。これを「クルーナー」といいますよ。

もともと音楽、歌は大きな劇場やコンサートホールで、生歌として披露されるものだったのが、ラジオやテレビといった「発明品」によって、そのスタイルを変えていったわけだけど、こういう風に「必要に迫られて」あらたな歌唱法や演奏方法が生まれてくる、っていうのは音楽の歴史の中では割とあるのです。




必ずしも「声量がある=プロの歌手」ではないことは、今となっては誰でも知っている事だけれども、「マイク」というものが発明されるまでは、声が小さいのに上手い歌手、なんてのは概念としても存在しなかった。

音楽てのは常にテクノロジーや製品と近しい関係にあるわけですね。



というわけでみなさん、連休の天気には気をつけて。
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