音圧競争 その「答え」を知りたいなら
めちゃくちゃ寒いっす@今週末。というわけで、天気は非常に宜しくて気持ちよかった土日の東京ですが、僕はどこにも出かけることなく、たまにちょっと外出してみても街に人が少ないような…駅前とか。みんな寒いからかな??




先日も触れたガンズのニューアルバム「Chinese Democracy」のマスタリングはGatewayのBob Ludwigさんだったことが判明。うーんさすがボブ先生、素晴らしい仕事です。FOURTUNESの時はスケジュールが合わなくて頼めなかったので、次こそボブさんに頼もうっと(笑)。

で、そのボブさんが今回のモンスターアルバムの発表に当たって、現在の音楽業界で起こっているある種の「戦争=War」について語っているヒジョーに興味深いインタビューがあったのでリンク。

http://www.gatewaymastering.com/gateway_LoudnessWars.asp

言われてみれば確かにそうだ、という感じで改めて聴き直してみた。今年はメタリカのニューアルバムがちょっとした物議を醸し出していて、Loudness Warに関する色々な話題というか論戦も、そろそろこの辺で区切りを付けるのか?という風に感じる今日この頃です。

音圧競争の世界で一体何が起こっているのかは、最近(2~3年)のCDを片っ端から聞いてみた後で、20~30年前くらい作品のレコードやCDを聴いてみると、一番よく分るんじゃないかと思います。ただですね、同じ音圧といっても「洋楽」と「邦楽」じゃ全然違うんですよね。

洋楽の音圧の入れ方は、既にラウドネスをどこまで入れるかというよりも、音像をどういったトリックで「大きく」聴かせるか、という基準です。音量の話はほとんどされなくなってきてる。翻ってJ-POPの世界では、未だにラウドネスにこだわって「音圧」を入れようとするので、そういうCDは音が汚れやすい。

信じられないかもしれないですが、メジャーレーベルのCDでも音が歪んでるマスタリングは一杯あります。確かに音量はデカイ。音圧も大きいと思わせられるでしょう。でも歪んじゃったら、マスタリングとしては失敗じゃないかと僕は思います。歪みに対する許容度が、何故かJ-POPの場合はゆるいんです。

リスナーの環境で聞いた時のこと、ラジオやテレビで掛かった時の事を考えての判断なのかもしれません。いずれにせよ、マスタリングに対するOKを出す立場にある人は、目先の判断だけでそれをしない方が良いと思います。時代は必ず変わりますから。

ではまた。
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