シングルがいい?
7月になってしまった。2017年の後半戦が今日からスタート。
野球で言えば5回の表から、サッカーで言えば後半戦から…ってそのままか。笑
なんにしてもその事実に少なからず打ちひしがれている土曜日の朝。



最近も時間があったら色々な曲をYoutubeで聞いているのだけど、ちょっと聞き方というか、リリースされる楽曲に対する考え方が変わってきた。

Youtubeに新しくリリースされる(された)楽曲がアップされる場合、アルバム全曲試聴のような特殊な例を除けば、いわゆるシングル曲というか、シングルとしてリリースされなくても一番の「推し曲」が使われる。
まぁ当然と言えば当然で、昔っからラジオでも、テレビでも、メディアを使って人前に流すのは、アーティスト再度が1番おススメしたい曲であり、人の耳に引っかかりそうな曲であるはずだ。
アルバムから一番地味で目立たない曲をピックアップして、シングルとしてメディアに流したりはしない。笑
アーティスト本人がその曲を「好きか、嫌いか」は置いておいて、とりあえず一番キャッチーな曲を、今ならYoutubeにアップロードし、聴いてもらう。

僕は昔から、自分で音楽を作ったりアルバムをリリースしたりした経験から、アルバムで聞くことがそのアーティストの曲、音楽を理解するために必要だと思っていた。
今でもそう思ってるから、シングル(的な曲)を聞いて、いいと思ったらアルバムを聞く。もう習慣になってる。
でも、アルバムの中に「シングル曲」よりも良いと思える曲や、耳に残る印象的な曲があることは滅多にない。10曲入りだったら、シングル曲を除いた9曲の中にシングルよりもいいと思える曲が入っている可能性は結構、かなり低い。

もちろん、ファンにとってはどの曲も味わい深さがあるし、シングル曲以外の曲も聞ききたいし、敢えてシングル曲じゃない曲を好きになる、という気持ちは十分に理解できる。
でもそれは「気持ちは分かる」ということで、客観的ではないと思う。笑
やっぱりアーティストサイドが、何度も何度も考えてマーケティングやシミュレーションをして、シングルとなる曲を決めているのだ。
さらにそこに予算をかけて、その曲にだけMVを作ったりする。(アルバム全曲にMVがつくケースもごく稀にあるけど、レア)
何が言いたいかというと、やっぱりシングル曲がシングルとして選ばれるのは、それなりに理由と根拠がある。

僕みたいに、一人の好きなアーティストを深く聞くよりも、とにかく数多くのアーティストやバンドの曲を聞きたい人、しかも「いい曲」だけを聞きたいタイプからすると、いくらシングル曲を聞いて「良いな」と思っても、その度にアルバムを購入して全曲聞いていたのでは、それにかかるお金も時間も膨大になってしまう。
特に時間が重要だ。100アーティストのシングルを100曲聞くのと、アルバム100枚聞くのじゃ全然違うもんね。笑
今までもそうしてきたから、アルバム100枚聞くのも全然良いのだけれど、意外とその労力に見合うものは得られていないのではないか?と最近思うようになってきた。
アルバム100枚ってのも、ダウンロードやストリーミングだから出来る話だよね。ひと昔前ならレンタルCDとか。
物理的に、100枚のCDを棚に入れるのはやっぱりしんどい。
って、12インチのLPレコード(アルバム)を2000枚以上持ってる俺がいうことじゃないけど。笑
まぁレコードは聴くためにもってるわけじゃないし←

洋楽では割と普通にあることなんだけど、シングル曲だけ別のプロデューサーやミキシングエンジニアを起用する場合もある。
最初からシングルとして出すからそうしたのか、一通り作った結果それが一番良かったからなのかは分からないけど、アメリカの音楽産業は結構シビアにシングル曲とそれ以外のアルバム曲を分けて考えているようだ。
日本はまたちょっと事情が違って、シングルは完全に握手券やイベント券を付随させるための販促物になっている。
アルバムを作って、その中から一番の推し曲をシングルカットする…というのは、昔はあったけど、今はなかなかない。
だからアルバム10曲のうち6曲がシングルの曲、という事態になったりする。オリジナルアルバムなのにほとんどベスト盤状態。
でもそれって本来の意味での「ベストな曲を集めた」わけではないからなぁ。
シングル曲とアルバム曲(シングルではない曲)って、意外と奥が深いというか、国ごとの事情や時流もあって面白い。

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