The next US president is...
まさかの結果になってしまった、アメリカ大統領選挙。
こうなることを全く予想していなかったか、と言われると、心のどこかでひょっとすると…みたいな風には考えていた気がする。
ただ、それを口にすると現実になってしまうかもしれないし、そういう思いが僅かにあってもこのblogでは「ヒラリーが勝って次の大統領に」というスタンスでずっと書いてきた。
今年はイギリスのEU離脱といい、思ってもいなかったことが起こるね。グローバリズムについて根本的に考え直さないといけないのかもしれない。



昨日はもうひたすら、CNNの選挙開票実況を釘付けで見ていたんだけれども、日本のテレビなんかより100倍くらい面白くて興奮した。笑
各州ごとに、どちらの候補が何%の票を獲得して、その州の選挙人を総取りで獲得していく。
このシステムは日本のニュースでもやっていたから知っている人も多いと思うけれど、実は州という大きな単位よりさらに細かく、州の中の〇〇市や〇〇町、○○村まで細分化して投票結果を見ることが出来る。
アメリカは州一つとっても日本の県よりずっとずっと広いことがほとんど。例えば〇〇州はトランプが勝利!結果が出ても、その州内の選挙結果をさらに細かく見ていくと、同じ〇〇州のなかでもA市ではヒラリーが勝っている、ということが分かる。
ここから分かるのは、いわゆる州都(日本の県庁所在地みたいなもん)や経済の基盤となるようなその州一番の大都市では、ほとんどヒラリーが勝っているということだ。
けれども、都会ではなく○○町とか○○群とか、田舎になればなるほどトランプが勝つ。
南部や中西部のような「都会もあるけど州のほとんどは田舎」みたいな州ではやはり得票数でトランプが圧勝していて、でもその中でも県庁所在地だけはヒラリーが勝つ、みたいな感じ。

これは逆の場合も同じで、例えばカリフォルニア州はヒラリーが圧勝したけれども、広大なカリフォルニア全体でヒラリーが支持されていたわけではなく、サンフランシスコやロスアンゼルスのある海側の都会は全てヒラリーがとり、ヨセミテ国立公園やシエラネバダ山脈がある陸側の田舎(でも本当に綺麗でいい所)は、ほとんどトランプが勝っている。
カリフォルニアは昔から民主党が圧倒的に強く、みんなヒラリー支持で結果的にも勝っていると思いがちだけれど、細かく見ていくと、同じ州内でも見事なくらい「都会 vs 田舎」で票が分かれているのだ。
さらにここから細分化して、投票した人の性別、人種、年齢別でもデータを見ることが出来る。どういう人がトランプを支持し、ヒラリーを支持したのかがとても分かりやすい。
アメリカに行ったことのある人なら、自分の行ったことのある街や場所に住む人々がどちらに投票したか、それを見るだけでも色々と考えることはあるだろう。

今回の大統領選によって、次の大統領となるトランプがどんな政治、外交をするのかは正直全然分からない。過去に一度も政治家だったことがないからだ。
だから不安、という声もあるだろうけれど、それ以上に深刻なのは、アメリカやアメリカ人が外国人から見ても全然気づけなかった部分で、深い断裂や疎外感、怒りを感じているという部分だと思う。
決して勢いや、適当な気持ちでトランプに投票したのではない。…はず。
トランプが大統領になること以上に、この選挙によるアメリカ人同士のわだかまりや分断が心配でならない。
どうなるかな~~。

続く。

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