2015年、後半の出来事
いよいよ今年も残すところあと2日。
みなさま体調など崩さず、健やかな年の瀬をお過ごし下さいませ。


7月の終わりから始めた、Youtubeへのカバー動画のアップはそのスタートから僕の想定を大きく越える反響があった。
一週間で2万アクセスというのは、すごいことだとも言えるし、全然大したことないとも言える。
昨日書いたように、TV番組などから違法に転載したり、録画したものをアップすれば簡単に数十万、数百万のアクセスを得ることが出来るからだ。
けれども自分で製作したオリジナルのコンテンツで、1万を越えるアクセスを得ることがいかに難しいかはやってみてよく分っていたし、同じようにPVやライブ映像をアップしている他のミュージシャン、シンガーの人たちも分っていると思う。
特に僕の場合は、カバーという比較的人気のないジャンルで、しかも顔出しをしない、動画としては面白くも何ともないので、純粋に音のみでこれだけのアクセスを得るのは、かなり珍しいことだと思っている。

 もともと、自分の歌や自分がやっている音楽製作に対して普通の人がどんなリアクションをするのか(あるいはしないのか)が知りたくて試してみたわけだけれど、僕としてはやっぱりミュージシャン的な部分があって、バックトラックの完成度が高いとか、ミックスが上手だとか、そういう風に言われるのかな、と思っていた。そこは自分も自信があるし。

 けれども、僕のカバーを聴いて、コメントを書き込んでくれた海外の人たちの反応は以下のようなものだった。(そのまま抜粋してます)
「Awesome singing!」、「Simply amazing, Voice is perfect」、「I normally hate covers, but I love your voice」、「You have a amazing voice!!!」、「Your voice is a mix of cute and cool」、「What a wonderful cover.. I really would like to have your voice」
などなど。全部挙げていくとキリが無いが、僕がなにより驚いたのは、僕の歌に対するコメント、リアクションが本当に多かったことだ。
このことから、やっぱり人は普通、歌を聴くんだなぁ~と心底思うようになった。
トラック製作や演奏の方がずっとずっと大変だし、手間も掛かってるんだけどね。笑

 やっぱりみんな聞いているのは「歌」なんだ。そしてその僕の「歌」を好きだと言ってくれる人が世界中にいる。というか、いてくれた。
長いこと音楽やってきたけど、そんなこと今まで考えたことも、感じたことも一度もなかった。
ちょっと人生変わった瞬間だったよ。マジで。

 そんな感じで、7月からオリジナル曲作りと平行して、カバーの製作もやり動画を一ヶ月平均して2本くらいずつYoutubeにアップした。
半年経った現在、12本の動画をアップしており、全体の試聴数(アクセス数)は20万を越えている。
Googleのアカウントを持っている人だけが出来る「チャンネル登録」というシステム、要するにその動画投稿者のファンになるみたいな機能がYoutubeにはあるんだけれど、このチャンネル登録をしてくれた人の人数も、半年で1000人を超えた。
相変わらず静止画1枚で、どこの誰かも分らない人がカバーを歌っているだけなのに、これだけの人が聞いて動画のファンになってくれたことに本当に感謝しているし、今でも驚いている。

 なんとなくだけど、誰だか分からない、謎めいた感じなのも逆に良いのかもしれない。
ほとんどのカバー動画は、ホームビデオの前で顔を出して、自分で歌っているところを映しているタイプが多いけれども、やっぱりそれだと見た目とか、顔の表情とかが気になっちゃうじゃない?あとは部屋が綺麗かどうかとか(笑)
そういうのは、ある種音楽がもつ「ファンタジー」を薄めて、現実感を出す要素の一つになると僕は思っている。
だからアーティストのPVなんかはすごくカッコよく、曲の世界観がちゃんと表現できるように、非現実的なものも沢山あるでしょ?
自分もそういうのが作れれば良いが、さすがにそれすらも毎回自分ひとりでやるのは大変過ぎるので、中途半端に顔を出したりするよりはこのままで行った方が良いと思っている。

 なので、動画のリンクをここに貼ることもしない。それはみんなに見せたくないからではなくて、Youtubeで歌っている人 = nisaだという事が確定してしまうと、そのカバー動画が持つ「面白み」が薄れてしまうと思うからだ。
分る人には分る、で十分だし、もし誰かが「このカバー歌ってるのnisaじゃない?」と見つけてきたとしても「さぁ、どうだろうね?」とぼかすことが出来る。
何でもかんでも特定しちゃう(出来ちゃう)のがインターネットのつまらなさ、息苦しさだと僕は個人的に思っているので、あえてそこはボカしたり濁した方が音楽としての面白さが残ると思うんだ。
GReeeeNやMAN WITH A MISSIONが全員顔出しして本名で活動してたら面白くないでしょ!まぁVocaloidみたいな存在でいたほうが面白いと思うのよ、今の時代。
実際にボーカロイドみたいな声!てコメントもあったし笑

 でも、このblogを毎回読んでいて、実際の僕の声を聴いたことある人なら、必ずYoutubeで検索すれば見つけられるはずです。
blogからそれらしいキーワードを抜き出して、カバーで検索してみてください。明らかにクオリティが違いすぎる動画がきっと見つかりますから(ドヤ)
そして、もし見つけてもそっとしておいて下さい。コメントで問い合わせしないでね(はぁと)。




というわけで、今年の後半にかけてあった、僕の人生をちょっとだけ変えた出来事でした。
そんな2015年もあと少しで終わりです。
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
スポンサーサイト