フランス同時多発テロの衝撃
既にご存知の人も多いと思うが、日本時間で昨日の朝5時頃、フランスのパリで大規模な同時多発テロが発生した。
ちょうど九州沖の地震で飛び起きたころの時間帯。。。あの時は日本のニュースでも全然報道されてなかったと思うけれど、時間が経って昨日土曜日の夜には、徐々に現地の状況が伝えられるようになってきた。
とはいえ、まだ全容が分ったわけではない。フランスのオランド大統領は、今回の事件がIS(イスラム国)の犯行であると明言した上で、フランス全土に非常事態宣言を出している。
フランスは今年、新聞社の襲撃テロが起ったばかりだけれど、これほどの規模のテロ事件は、僕の記憶では9.11のニューヨークの時くらいしか思いつかない。
現時点で、120名以上の亡くなられた方のご冥福を祈ります。



しかし。。。これは本当に悪夢だ。
誰がやったかもほぼ分かっているし、どういう政治状況からこのような事件が発生したのかもフランスはよく分っているだろう。
新聞社襲撃事件以降、国内やパリのテロに対する警戒も強化することはあっても、怠ってはいなかったはずだ。
それでも、これだけの規模の惨事が起きてしまう。
怖すぎるし、同じことが他の国でも、ここ日本でも起きてしまう可能性はゼロではない。
というか、日本でこの規模のテロを起こされたら全く対抗することも、鎮圧することも出来ないだろう。
オランド大統領が声明で言った通り、これは一部の原理主義者が突発的に起こした事件ではなく、フランスという国家、政府にたいする組織的な「戦争」なのだと思う。
ヨーロッパ、アメリカ、そして国際社会が連携して、この脅威に立ち向かっていかなければならない。
もちろん守ることも大事。自国内の安全や自国民の命をテロ組織から守ることも。
でもそれだけじゃダメだし、限界がある、と僕は個人的に思う。
世界中が協力して、政治と外交、そして軍事力をもってこのテロ組織や状況に対抗していかないといけないと思うんだよ。
目には目を、暴力に対して暴力では何も解決しない、という考え方もあるかもしれない。
でも、そういったオプション(選択肢)を一切用いずに、こういう事件を起こしてしまう(それだけの組織力や計画力、明確な暴力性をもった)テロ組織にどうやって対応すればよいのか??
武器を捨てて、話し合いで解決しましょうというのか。



折りしも昨日、僕がいた新宿では例のSEALDsが駅前で集会をやっていて、結構な人数が集まって「戦争法案反対!」とやっていた。
もう阿部内閣の平和法制は通ってしまったので、次なるターゲットはどうやら「辺野古の基地移設」のようだったけど。やはり戦争に関わる(とイメージされる)ものには反対していく、というスタンスではあるようだ。
正直に言うと、今回の事件が起こった後の状況で聞く彼らの主張は理想的でもあり、現実を見ずに牧歌的なものだなぁという感じがした。共感なんて全く、出来ない。
とにかく戦争は悪い、軍隊はいけないもの、そういった争いに巻き込まれたり、関わったりするのはまっぴらごめん、という人は、日本にはかなりいる。SEALDsだってそう。
でも僕は、今の状況でそうは思わないし、思えない。
みんなが大好きな平和、国際社会の安定のために軍事力は必要だし、自分と自分の大切な人の命を守るために、ISのようなテロ組織と対抗していくことも必要だと僕は考える。
自衛隊が解散したら、沖縄から米軍がいなくなったら、日本はテロから狙われない安全な国家になるのだろうか?
考えることは沢山あるように思うよ。




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