オリジナルってなんだろう
今日は終戦記念日。8月15日ということはもう今月も折り返しか…
東京は暑い一日になりそうですが、涼しいところでのんびり高校野球でも観て過ごしたいですな。

2020年東京五輪のエンブレム問題は、まーなかなか考えさせられるところがあります。
新国立競技場のデザインに続いて、またしてもデザインに関わる問題。何か呪われているんじゃないだろうか…
やっぱり選考の過程というか、それをコンペして選ぶ過程で色々あるんだよね。普通の人に分らない事情が。
盗作したかどうかって、もう問題の中心ではなくて、何故これが選ばれたのかって部分に焦点があたりつつある。
デザインだけじゃなくて、創作物はなんでも、既存の作品や既にある「なにか」に影響を受けているもの。全く何にも影響を受けていない創作物ってのはあり得ないと個人的にも思うし、自分でオリジナルで作ったと思うものが、既存の別の作品によく似ているというのはしょっちゅうあることだ。
今回の場合は、一度本人の口から「影響も受けてないし、全く似ていない」という発言があった上で、例のサントリーの景品デザインのトレースが発覚しちゃったわけだから、まぁ色々不運だった(?)としか言えないし、庇いようもない。
まぁでもこういうことって日常茶飯事でやってるし、あるんだよねこの業界。。。

やっぱり本人の口から「似ている」とか「似ていない」とか、言うべきじゃないのかもしれない。
どっちに転んでもクリエイターとしての姿勢は疑われるわけだし、そもそもその判断は受け手が各々勝手にするものだ。
今はインターネットを媒介とした「集合知」なるものがあって、これが働くことで過去の創作物についてや、それと類似するものを見つけ出すことに関して(いわゆる元ネタ探し)、今までの常識では考えられないレベルで出来てしまう。
だから、佐野さんのデザインについても、他のデザイナーの人のデザインについても、類似作品の検索などいくらでも可能だし、仮にトレースしたことがあるなら、それは簡単に発覚してしまうだろう。
デザイン業界の人たちは、その辺についての意識があんまりないのかな??
いや、音楽業界だってないけどね。
とにかく、ある創作物の「元ネタ」ってのは見つけようと思えば簡単に見つけられる時代だってこと。
だから「元ネタなんてありません!」と言うのはクリエイターとして脇が甘いと思うし、かといって「いやーこの作品は実は○○のパクリで…」なんて言う必要もないので(トレースじゃなければ)、その辺はよくよく考えなきゃいけない。

それにしても、あのフランスパンのデザインにしたって、なんで自分で撮影するなりデッサンとるなりしないで、ネットの画像をコピペするのかね??
時間や予算が少ないからってことはないと思うんだけどなあ(笑)
ま、社内の別のデザイナーやアシスタントがやったってことにして、自分は監修しただけって言うしかないよな。実際にそうだろうし。
だとしたら、わざわざ「佐野研二郎デザイン」って自分の名前を入れてキャンペーンするんだろうって話だよね。
同じ創作関係の問題でも、去年の佐村河内さんのやつよりずっと問題は根深いと思うよ。
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