SpotifyにNo!音楽の価値を信じるテイラースウィフト「1989」の挑戦とは
国内初のエボラ感染者か!?と昨日はかなりニュースになりましたが、結果は陰性だったようで。あー良かった!しかしこんな検疫体制、水際対策のとり方だと日本で感染者が出るのも時間の問題かもしれない。やっぱり確率的には東京なんだろうな。。。



歌姫の賭け、米音楽業界は大慌て 無料配信のスポティファイに「NO」

ついこの前blogでディスった(笑)ばかりのTaylor Swiftの新作「1989」ですが、発売初週で128万枚を超すメガヒットを記録し、3作連続ミリオンという快挙を成し遂げました。100万枚を大きく超すアルバムのヒットは2002年のEMINEM「The EMINEM Show」以来12年ぶりという書き方ですが、100万枚を超すアルバム(105万とか110万とか)はその間にもポツポツあるので、ちょっと大げさなような…。まぁそれだけ売れてるのは間違いない。日本では5万枚でオリコン3位とまずまずの結果。

で、とにかくアメリカ人もびっくりするぐらいバカ売れということなんですが、上の記事にもあるようにいろいろと評価もあるようで、要は今回のアルバムをSpotifyで配信せずに、CD実物の販売(っていう言い方もヘンだが)とiTunesの有料配信に絞ったという所に議論の的があるようです。日本の場合はSpotifyのサービス自体始まってないのでなんのこっちゃですが、アメリカではこうしたストリーミングの聞き放題サービスに新曲を流さないというのは、もはやかなり珍しいことなのかもしれない。

この販売戦略を考えたのは他でもないTaylor本人のようで、当初はアメリカのSpotifyでは配信なし、その他の国々では配信する予定だったのが、Spotify側がそんな独自のルールは認めない(全世界で無料配信すべき)とつっぱねて、これに怒ったTaylorは新作のSpotify配信を辞めたのはもちろん、今まで出したアルバムの配信も全部取り下げた。つまりSpotifyでTaylorSwiftの曲を聴くことが今は出来ない状態。これについて「危険な賭けだ」とタイム誌が批判するなど、なかなか日本人には理解しがたい状況が続いている。

でも結果として、今回のようなメガヒットに繋がったのだから今のところTaylorの戦略勝ち、と言えなくもない。もともと「音楽は価値ある芸術で、無料ではないと思う」とTaylorはインタビューで語っていることから、新作を沢山売りたいという販売戦略以上に、彼女の音楽観が今回の状況に繋がっているのは明らかだ。ますますTaylorの高感度アップ(笑)。ただ、今後Spotifyのようなストリーミング聞き放題のサービスは間違いなく拡大してくし、実際に彼女のファン層もそれを利用している若い10代がほとんどだ。その配信企業とケンカして、今後彼女の楽曲でストリーミング配信サービスを一切やらないとなると、長期的には彼女にとって得策とは言えない、というのが記事の内容。なかなか鋭いと思う。

Spotifyで見えてきた、音楽の「黄金色の未来」

Spotifyが音楽の未来を変える、っていうのは2012年2月に僕もこのblogで書いています。何と2年半以上前!やっぱ俺すごいわ(笑)。で、ここに書いたことに近い未来が今現在の状況になっている。それに対して、僕の大好きなTaylorSwiftがNoを突きつけるという、とても個人的には感慨深いニュースなのでした。

一つ気がかりなことがあるとすれば、今回の新作の「音楽的な内容」について誰も触れてないって事ですかね。個人的にはそれが一番デカイんだけど、音楽がヒットする、しないは、あまり内容は関係ないとみんなが思ってるのかもしれない。ちなみに小ネタとして、この「1989」を発売前に聞いたレコード会社の幹部は「65万枚くらいしか売れないだろう(コケる)」と漏らしていた。しかし結果はその倍売れて、彼女のキャリアの中でも最大のヒット作になった。俺の耳とか感性も、レコード会社のオッサンと同じくらいってことなんだろうなぁ(涙)。

ではまた。
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