米FRB、量的緩和QE3の終了。 次の利上げと日本経済への影響は?
アメリカの量的緩和政策(QE3)がついに終了した。FRBの決定が2012年の9月だから、2年以上に渡って市場にドルを流し続けてきたことになる。これを持ってリーマンショックから本当に立ち直ったとするのか、はたまた別の何かがあるのか、予測が難しいところだ。それでも僕はこのタイミングにずっと注目してきたし、およそ6年に渡るリーマンショック後の各国の金融政策が、ここから大きく方向転換する可能性がある。

ところが、意外にもこれについてアメリカではあまり取り上げられていない。もうとっくに織り込み済みってことなのか?QE3が終ったら、次はいつ利上げに踏み切るかに焦点が当っている。現在はもちろんゼロ金利なのだけれど、ここから利上げは当分しないという見方もあれば、早々にするのではないかという見方もある。予想はつかない。既に相当な量のドルを市場に供給してしまっているので、ここで急な引き締めを行えばエラいことになる、かもしれない。

今回のアメリカの決定は日本の経済にも大きな影響があるはずだ。2012年末の安倍首相就任以降、日銀はアメリカの金融政策を真似て「異次元の金融緩和」を今も続けている。結果として、日本の株式市場はグングンと上がって、一時1ドル80円くらいだった超円高状態も今は110円くらいにまで戻しているが、はたして実態として景気が良くなっているのか、経済が上向いているのかは、よく分からない。今年は消費税が8%に上がったけれども、ご存知の通り次は10%にいつ上げるかが争点になっている。景気が良いならサクッと10%にしたい所なんだろうけど、どうもそうはいかない雰囲気があるからだ。

アメリカも日本も、金融緩和政策によって経済指標の数字は良くなっている。これは間違いないんだけど、実感として、はたまた実態として経済が良くなっているのか、08年のリーマンショック以前まで戻ってきているのかは、なかなか難しいところだ。消費税8%でも生活はかなりキツイのだが(最近はいろいろ食品も値上がりしてるし)、これが10%になればもっとキツそう、ってのがあくまで僕の実感だ(笑)。消費税含め日本の収支をどうにか改善しなければ、長い目で見た時にもっとキツイのは明らか。だから、やっぱり難しいhandlingを迫られているのだと思う。

こうやって先進国の偉い人、頭の良い人たちが真剣に考えて議論して政策を決めて、経済を舵取りしていくのだから、紆余曲折ありながらもどうにかなるのかもしれない。どうにかなるというのは、数字上は経済が拡大し、繁栄していくということ。長期的なスパンで考えるほど、1人の人間が考えたりやって出来ることはあまり意味がなくなってくる。(FRB議長だってどんどん交代するんだし) だから、こういう未来予想的な記事をblogを書くのは難しい部分もあるのだけれど、今の時点で僕が考えていることを記録として書いておきます。

ではまた。
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