ノーベル平和賞受賞・マララさんを狙ったイスラム組織とは
3連休初日。10月になってすっかり秋の気配に様変わりしてきたけれど、先週に引き続いて今週も台風上陸の可能性が。連休に台風とか誰得だよ…って感じですが、その勢力は先週以上のかなり強いものみたいで、十分な注意や警戒が必要です。皆さん本当に気をつけてくださいね。

ノーベル物理学賞を日本人の2人と米国籍の日本人1人が受賞した驚きに続いて、今度はノーベル平和賞をマララ・ユスフザイさんが史上最年少で受賞するというビッグニュースが。2012年の狙撃事件で一躍有名になった彼女だが、気付けばあれから2年も経つのか。BBCを見ている人にとってはさらに昔からこの少女のことを知っているので(もちろん良い意味で)、なんだか感慨深いものがある。ノーベル賞の候補になるずっと前から知ってるてのはあんまりないもんね。

ただ、既に言われているように若すぎる受賞が今後の活動のプレッシャーになるのでは、とか、更なる注目を集めることで身辺に危険が及ぶリスクも高まるのではないかという推測は、確かにあると思う。現在も彼女はパキスタンのテロ組織から「攻撃対象」であることを明言されているわけで、ノーベル賞受賞という看板を持つことでこの危険から守られるのか、はたまたさらなるリスクになるのか、今はまだ分からない。

イギリスにいるうちは大丈夫だと思うけれど、BBCをはじめとする西側先進国メディアの庇護にありながら自分の国パキスタンの教育問題を訴えていくこともやはり難しいだろうし、なにより彼女の人権家としての活動はまだ始まったばかりなのだ。ノーベル平和賞には「これまで行ってきた平和運動に対しての総括」的な受賞意義があると思うので、マララさん自身が認めている通り、受賞は早すぎるような気がしなくもない。もちろん、マララさんの問題ではなくノーベル賞そのものの問題なんだけれど。

いずれにせよ、この受賞をきっかけに彼女が今までどんな事をしてきて、その結果どういう攻撃や危機に遭ってきたかを知るのはすごく大切だと思う。幼い子供、特に女子の教育の機会平等を強く訴えてきた彼女の活動やスピーチはどれも本当に心を打つものばかりだ。そしてそれを攻撃対象として、彼女の命を奪おうとしたTTP=パキスタン・タリバーン運動というテロ組織も、ISISやアッシャバーブと同様にイスラム原理主義国家の設立を目指す巨大な武装グループだ。北アフリカから中東、そしてアフガニスタンやパキスタンのような南アジアまで、イスラム教原理主義がいかに大きく勢力を拡大しているのかよく分かる。

ではまた。良い連休を!
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