演奏にまつわる理論的な感情論
昨日のブログの続きだけれども、ピアノ演奏に感情が乗せられないのはやっぱり練習不足、というか感情と指が脳を経由して上手くリンク出来ていないからだと思った。今日もちゃんと朝錬1時間やってblog書いてる俺ってエライ笑

10本の指がそれぞれ無意識に、かつ自由に動くようになれば、おそらくもっと感情を込めたプレイが出来るような気がする。そんなの当たり前じゃん!という話だけど、20年以上ピアノ弾いてもまだそれが出来ないし、出来る気もしない。やっぱり向いてないのだろうか笑。
いやいや、ピアノは結構難しいんだよきっと。昨日も言ったけど、楽器やパートによって乗せやすい、乗せにくいは絶対にある。

プロのミュージシャンなら分かってもらえると思うが、エレキギターやベースの音そのものに感情込めると言うのは大変難しい。エンジニア的視点からいうとほぼ無理だと思う(笑)。
こう言うと、「俺は初期衝動を感じたままに激情ロックを弾ける!」とかギタリストの人に反論されてしまいそうだが、やはり電気的に増幅した音に感情を乗せるのは相当に難しいと思う。
いかにサウンドを歪ませようと、力強くピッキングして弦をかきむしろうとも、音そのものは電気的な信号でしかないからだ。アコギなら話は別なんだけど、でもやっぱりアコースティックギターやアコースティックベースもダイナミクスの表現は極めて難しいと思うなあ。POPSやRockでは特にね。必ずコンプレッション掛けてるわけだし。

ギター&ベースの次に難しいのがきっと鍵盤楽器。シンセやエレピは感情表現が極めて難しいけど、アコースティックピアノも指で打鍵する以上、ダイナミクスの幅はそれほど大きくない。本当に弱く弾く、から、本当に強く弾く、までを自分の意思で自由に弾きわけられるようになるには相当の練習が必要だし、それが出来てると思えるのはごく一部のクラシック演奏家、ジャズピアニストに限られる。
ポップスやロック畑の人でも勿論いるけど、そういう人もクラシックやジャズを死ぬほど練習してるだろうし。

続いてバイオリンなどの弓を使った弦楽器、それから息で吹く管楽器、打楽器、てな順番になるんじゃないかと思う。
既にお分かりの通り、電気を使うものほど感情表現は難しいし、アコースティックなもので、ダイナミクスの幅が大きいものほど感情を乗せやすい(と思う)。
管楽器だと指ではなく呼吸でダイナミクスをつけるので、ほぼ無限になる。打楽器はモノを叩くという行為がとても感情的だし、動作的にも他の楽器に比べてシンプルなので、より演奏は感情的とリンクしやすい。

というわけで、感情の乗せづらい順にいうと、
打ち込み、シンセ→エレキギター、ベース→アコースティックギター→アコースティックピアノ→弓を使った弦楽器→息を吹いてならす管楽器→打楽器全般→歌
という感じになるという結論に至った土曜日の朝です(笑)。
まー異論反論はもちろんあると思いますが、実際のところ長いこと音楽やってるとこれが実感じゃないかなぁ。

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