小さな幸せを最短で見つける方法
サッカー日本代表、まさかの2連敗とか。う~ん。来週の本番は何とか決めて欲しいですね。





先日ブログで幸福論を少し書いたので、今日もその関連のお話。
人はどうすればハッピーになれるのか?というのは、色々な科学的アプローチによって研究されている最中なんだけれども、割と良く知られた心理状態(というより脳の作用だね)の一つに「快楽順応」というものがあります。これは簡単に言うと、

「どんなに嬉しいこと、幸せなことがあっても、時間の経過とともにそれに慣れてしまい、幸福感が薄れてしまう」


というもの。要するに人間はどんな事にも慣れてしまうので。不幸なこと、最悪な状況にも時間を置くことで段々慣れてしまうのと同じように、幸福や幸せにも慣れる、そして最初に感じたのと同じ幸せを感じなくなってしまう。

例えば。月給が10万円の人から見れば、月給20万円の人は幸せだろうと思うかもしれませんが、実は両者の幸福度合いはほとんど変わりません。これが50万円なら?100万円なら?実はそれでも幸福度はほとんど変わらないのです。もちろん、10万円から20万円に給料が増えた(転職や、昇給などで)時は、すごく嬉しい気持ちになったりハッピーになるのですが、その状態がしばらく続くと、幸福度は下がって元の状態に戻る。これはお金だけじゃなくて、あらゆるものがそうだと言われています。

もともと、お金やモノ(商品)は僕達の幸福度をそれほど上げてくれません。一時的に上がっても、快楽順応によって幸福度は下がってしまい、元に戻ります。お金やモノの場合はそのスピードが速い。つまり、○○を買ったり、手に入れた事の喜びやハッピーは、すぐに薄れてしまうことが「科学的に」証明されています。これはなかなか、思い当たる節もあったりで結構恐ろしい話じゃないでしょうか。





なので、なるべく人生をいつも幸せに、ハッピーでい続ける為にはどうすればいいか…というのは現在色々研究されてる最中なのですが(僕もそれに今一番関心があるのですが)、とにかくこの「快楽順応」からなるべく逃れる、この行動心理にハマらないようにするのが、一つのポイントだと言えそうです。つまり、小さな幸せを絶えず見つけて感じ続けるような、幸福の感じ方に一定のテンポと変化をもたせる事が大事。

こういうことを書くと「えっ」と思われる方もいるかもしれませんが、例えば高級ブランド品を頑張って貯金して何年に一度買う、みたいなのは「幸福度」から言うと一番よろしくないのです。もちろん、ブランド品は良いものだし、長く使えるかもしれません。けれども、幸福度に関して言えば「欲しかった1万円の○○」と、「欲しかった100万円の○○」は、手に入れた後のハッピーな気持ちは快楽順応によってほぼ同じスピードで減り続けます。100万円のブランド品の方が幸せ感は100倍長続きする、ということは科学的にありえないのです。

なので、いつもハッピーでいたいと思うなら、出来るだけ時間的、金銭的コストの低いもので、自分が本当に好きだったり、それに触れる事で幸せなキモチになれるモノ、コトを見つけて、自分の好きな時に好きなペースで「タッチし続ける」という考え方があります。例えばこれが「ヴィトンのバックが好き!」だと、絶えずヴィトンを買い続けるというのは相当な高コストになってしまうので、そうではなく、出来るだけ身近にある、低コストなもので自分を幸せにしてくれるものは何だろう?というのを考えてみるといいです。





分かりやすい所だと「食べ物」。好きな食べ物を食べることで、幸せにならない人は少ないと思います。だからまずは食べると幸せになる食品を好きな時に(例えば毎日家帰ってからとか)食べてみたら、結構幸せなんじゃないかと思うのです。ただし、例えばこれが「フレンチのフルコースが好き」とかだと、金銭的以外にも色々な面で現実的ではないですよね。あるいは「ハンバーガーとポテト」とか、「フルサイズのピザ」とか「生クリームのケーキ」とかでも、金銭的には大丈夫かもしれませんが、それを食べ続けた際の健康面でのリスクを考えると、やはり高コストだと思います。大体その手の「好きな食べ物」は、大抵食べ続けると飽きます(笑)。

なので、ここで大事なのは「好きな食べ物」よりも、「食べることで幸せになれる」食べ物を選ぶことが大事です。これ一杯食べたら太るかも…とかちょっとでも思うものは、例えば好きでも食べる事で幸福感を得ることが出来ません。しばらくするとすぐに快楽順応で慣れてしまい、太るかもという後悔に襲われたりしますからね。本当に人によりけりだと思いますが、心の底から「これを食べ続けたら幸せだろうなぁ」と思えるものを、自分自身と相談しながら探していく作業が必要だったりします。

僕の場合、これについて真剣に考えた結果、2つほど見つかりました。一つは「ジムから帰ってきた後に飲むプロテイン」笑。これはまー仕事終わりのビールは最高!みたいな感じです。本当にウマい。本当に幸せな気持ちになります。ただし「ジムから帰ってきた後」というのが必須条件なので、この幸せを味わう為に日々せっせとジムに通っております。まージムに行ってバーベル上げること自体が今は幸せなので、ある意味2重の幸せですね。

もう一つ、これは自分でも驚いたんですが、僕は「チーズ」が死ぬほど好きなのです。チーズといっても、何でも良いわけではありません。いわゆる「フレッシュチーズ」と言われる、熟成させていない水分の多いチーズが大好きなのです。モッツアレラ、リコッタ、カッテージチーズとかですね。僕はこれを食べているときにすごく幸せな気持ちになるし、またいくら食べても全然飽きません。ほんと毎日3食でもオッケー笑

これに気づいた時に、まず「フレッシュチーズを毎日食べても大丈夫なのか?」というのを調べました。脂質やカロリーが少なく、ビタミンやカルシウムの多いこれらのチーズは毎日食べて全然大丈夫。もちろん、僕もこういうのを「バケツ一杯食べたい」とか、そういう風には全然思わないのです。むしろ、飽きないように毎日ちょっとづつ食べる。その度は「ん~幸せ(はぁと)」という気分になる。それが大事なのです。朝起きてパク、家出る前にパク、仕事でちょっと煮詰まった時にパク、夜のリラックスタイムにパク、とかそんな感じで、せいぜい一日30gも食べてないと思います。でもこれだけで、一日中何度も幸せタイムを手に入れられる。しかも、安い(笑)。

まー見方を変えれば、喫煙家の人のタバコに近いような感じかもしれないし、お酒好きな人の仕事終わりのビールでも同様の効果は得られます。ただ、タバコよりも遥かに健康に良いだろうし、お酒は仕事前、仕事中に飲むことが出来ません。そう考えると、かなりイイもの見つけたなー、と我ながら嬉しくなりました。もちろん僕は健康の為にチーズを食べているわけではないし、お腹が減ったから空腹を満たす為に食べているわけでもありません。「幸せでいるために」チーズを食べているのです。




なんだか最後はなんだかよく分からない話になってしまいましたが、「幸せでいること」は今の僕にとってものすごく大きな人生のテーマです。きっとそれは誰にとっても同じだと思います。ただ、そのことについて真剣に突き詰めて考えるかどうかの違いで。食べ物はそのホンの一例ですが、あなたにもそんな「幸せの素」になるような何かがないか、ちょっと暇なときにでも考えてみてはいかがでしょうか。結構オススメですよ。

ではまた。


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青空

夏です…
完全に、夏です…




暑いな~この時期でTシャツ短パンの俺はこれからどうすればいいんだ。
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最近の幸福論
前回blogを引っ張るつもりはないけど、やはり橋下さん発言からの騒動は今週になってもまだ続いてますねー。囲み取材辞める!となったときはおぉ、と思いましたが、週明けて今日にはもう再開という…。この辺の切り替えの早さや対応のスピード感も橋下さんの大きな武器かと思います。あとはもうホントに、どう沈静化に努めるかという感じ。夏の選挙は相当厳しいと思うけどね。






図らずも、前回のような政治的な、世間や社会に対する私の発言みたいなブログは僕が一番書きたくないもので、でもあれぐらいショックを受けた話題だとどうしても一言言いたくなっちゃう。でもそういうblogは書きたくないし、読んで欲しいとも思わないのです。楽しくないでしょ。読んで楽しいとか、ハッピーになれるとか、そういう記事でなければ意味がないと常々思っています。

最近幸福とか幸せに関する本や研究を読み漁っていて、要するに自分はどういう状態の時に幸せ、ハッピーだと感じるのか、そういうのを感覚的にではなく一定のルールや条件のもとで理解したいな、と。なぜそう思うかというと、普段生きていて幸せだなと感じることが年々少なくなっているから。だからといって、今自分は不幸の真っ只中にいる!というわけでは全然ない。相対的に言えば圧倒的に自分は恵まれているなとも思う。東南アジアとか行くと特にね。

お金を持っているとか、自由な時間があるとか、病気もしないで健康とかっていうのは、全てそれ自体「相対的な」幸せで、それらがない状態との比較によって初めて理解できるもの。衣食住が満ち足りていて、身体が健康であればそれだけで世界中のホンの一握りの「超幸せな人」である事は確かだ。そのありがたさは重々分かっていながらも、僕はまだ「もっと幸せになりたい、なんでなれないのか」と考えてしまう。

同じようなことを考えて、じゃあ相対的な比較に寄らない、本当の幸せって何よ?ていうのを真面目に考えたり研究している人も世の中にいて、結構面白い。多分こういう学問は(もちろん先進国に限るけど)これからもっと盛んになっていくんじゃないかという気がする。ブータンなんかはそれを国家的な社会実験としてやっているのかもね。一度行ってみたいよね、ブータン。






幸福に関する研究の中で、よく出てくるトピックのひとつが「社会比較」だ。簡単に言えば「自分は他人と比べて、どうか?」という感情。これは、家族や友達や同僚や恋人はもちろん、有名人や歴史上の偉人や全く会ったこともない赤の他人(他人ですらない?)とさえ、僕達は常に「自分と比較」し続けている。例えば社会人になって働き出すと意識しだす「平均年収」とかね。よく考えてみれば、日本人の平均年収、とか、○○才の平均年収、なんていうのは概念やデータとしてあるだけで、実際に「平均」を手にしている人はこの世に存在しない。にも関わらず、多くの人が「平均」と比べて多いか少ないか、ものすごく気にする。

こういうのはお金だけじゃなくて、あらゆる情報に含まれているし、情報そのものが「社会比較」を前提として世の中に出回って、多くの人はそれを受け取らざるを得ない。山奥の一軒家で、TVや新聞や雑誌やネットを全て遮断して、そうでない環境にいる人と一切接触しなければ、社会比較はしないですむかもしれないが、日本で普通に生きている以上それはかなり難しい。

で、なんでこんな当たり前の話をするかというと、ほとんどの人はこの「社会比較」によって自分が幸せか、不幸せかの認識をしている、という研究結果がある。そして、それをすればするほど、不安を感じたり、何かに怯えたり、傷ついたりというような「精神的な不幸」を感じる傾向にあるというのです。逆に言えば、人が何であろうと気にしない、自分は自分、と(建前でなく心の底から)思える人は、そうでない人よりも幸せを感じやすい、と言うことでもあるらしいのです。

ちょっとこの話を聞いただけでも、僕は「あぁ~そうだよね」と身をもって実感出来るのですが、実際これは研究によって科学的にも証明されている話で、もうちょっと突っ込んで書くと「上向きの比較」も「下向きの比較」も、自分と同じくらいだなと思う「同調比較」も、すべてやればやるほど自分の心にはネガティブな感情を起こしやすくなります。なので、手っ取り早く幸せになるためには、とにかく「自分は自分、人は人」と言う風に、あれこれ比べたり考えたりしない!…のが良いそうですが、これって結構難しいんだよね(笑)





そんなわけで、まだまだ書きたいことはあるのですが、それを書くとやっぱりハッピーからはまた遠くなりそうなので今日はこの辺で(笑)。楽しいことや幸せなことは、探して見つけるものではないんだと思うよ。自分の中から作り出すものっていうか、結局は意識や考え方だから。僕自身は、ジムでチョーきついバーベルを上げてる時が最近一番幸せです。他の事考えてる余裕が一ミリもないからね。ヨガとか瞑想でもいいんだけど、無心の持続性がないのと飽きるんだよな~あれ。
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Unbelievable
すでに沢山の人がご存知とは思うが、今日はどうしてもこれについて書く。
読む人によっては不愉快な内容になるかもしれません。ご了承下さい。

大阪市長、橋下氏の発言要旨=従軍慰安婦問題、在日米軍の風俗活用について



新聞やTVではどうしてもバイアスが掛かるし、曲解されて報道されるのを橋下さんも嫌がると思うので(朝日とかはやっぱりそういう感じあるよね)、純粋に発言だけ聞けるのはYoutubeだけでした。で、この後橋下さん自身がTwitterでこの発言について自ら補足しているので、上と下のリンクを読めば彼が思っていることと、実際に発言していることはほぼ正確にわかります。

5月14日(火) 橋下氏ツイートのまとめ





言うまでも無く、各方面からめっちゃ叩かれ、批判されている今回の一連の発言。そして彼の発言を擁護する同じ政党の方やその他の言論人の方(あんまりいないけど)も、やはりネット上を中心にかなり批判されています。一方で、「建前ではなく、本音で」をモットーとする橋下さんの今回の発言を支持する男性層も2chあたりでちらほら。「よく言った!」まではさすがに言えないが、まーそうだよね実際、みたいな。

僕は最初にこの発言のニュースを見た時、「まさかこんな事を言う公に言うはずがない、反橋下の人達が発言の揚げ足とって印象操作してるんじゃないの?(その方が数字取れるし)」と思いました。でも違いました。ちゃんと上記の通りインタビューで、ツイッターで彼はそのように発言しています。

"あれだけ銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる。"

うわぁぁぁ…これはアカン。エラいこと言うてもうたで。。。

正直に言います。これを橋下さんがドヤ顔で言ったのだとしたら(言ってましたが)、僕はすごくキモいと思いました。実際、橋下さんは頭が良いです。大変やり手の政治家です。彼がこの発言したのも決して口を滑らせたのではなく、敢えて不穏当な発言をして物議を醸し出すことで、最近世間にやや忘れられ気味な維新の会や、自分自身への注目を取り戻す意図があると思います(そう思いたい)。いわゆるメディア操作、マスコミ対策の一環としての定期的なパフォーマンス。

それの是非はひとまず置いておきます。僕が言いたいことはただひとつ。その発言は本当に「誰もが心の底では理解できる真実」なのでしょうか?「激しい戦闘状態にある兵士には、性的な慰安サービスが必要」って、少なくとも男なら誰でも分かる「本音」なんだろうか?えー俺全然分からんわ。戦場行ったこと無いけど、性的なサービスが必要と思ったことも一度も無い。

歴史的に言えば、日清・日露戦争当時の日本軍に従軍していた慰安婦などいません。今世界中で戦争は行われているけど、従軍慰安婦や軍が管理買春を行うなんてのは、タリバンですらやらない。勿論現在の米軍は絶対にやらない。日中戦争、太平洋戦争、朝鮮戦争やベトナム戦争では確かにあった。けれど、激しい戦闘地域でも性的な慰安や息抜き(?)を必要としなかった軍隊も、確かにある。

こんなのは当たり前の話で、「性的な慰安が無かったら軍隊や兵士は機能しない」ってのは、旧日本軍も含め全ての軍人を侮辱することになりかねない。僕は軍隊に入ったことがないし、兵士になって戦った事もないから、本当の所軍人さんがどう思ってるかは分からないよ。けれど、この橋下さんの発言は「オトコならその位誰だって分かるだろ、本音!本音!」というのが透けて見えて、最高に気持ち悪い。いやいや、待って待って。





慰安婦の問題は確かに根深い。橋下さんが言っている事も半分以上は正論だ。事実が確認出来ないのに、韓国や中国の政治的プレゼンスに屈して、なかばでっち上げの「レイプ国家、大量虐殺国家」として日本が世界に認識されている部分があり、それはハッキリ否定していかなきゃいけない。こういう論筋は間違ってないのに、議論の誘導の仕方というか、建前を取り払った前提の部分が、どう考えても間違っているように僕は思う。

分かりやすいのがその後に続く沖縄在日米軍の風俗活用の話で、正直なんでこんな事を大阪市長が言うのかさっぱり分からないんだけど、沖縄で起っている米兵による婦女暴行事件をなくす為に、米軍は日本の(沖縄の)風俗を活用するべきだという話。それを米海軍の司令官に提案したら苦笑いで拒否されたって、そりゃそーでしょうよ。向こうは苦笑いで済む話なのかな、本当に?

想像してみたら分かるけど、日本でトップクラスの支持を得てる大物政治家が「あなたの軍の兵士はスケベな犯罪者が多いから、近くの日本人女と一発ヤらせて性欲解消させなさいよ」ともちかけたのと同じだろう。僕がアメリカ軍人なら、最低に下品な侮辱に感じるだろうな。何の為に軍規があるのか、それを破った兵士にはどういう懲罰を与えているか、そういう各国の軍隊が持つ規律を「性欲」なんつーしょうもない前提で語るべきではない。

軍隊のことは分からないからさておいても、じゃあ沖縄で風俗業で働く女性は、レイプ犯になる可能性のある外国人の相手をすれば良いということなのか。日本の風俗は合法で、働いている女性も自由意志なんだから問題ない?そんなはずはないでしょう。今回の発言で、当然韓国・中国の人は怒る、日本のフェミニストの人も怒る、在日米軍は怒る、女性は風俗産業に従事してる人もしてない人も、多分良い気分はしない。さて、残る支持者は本音の部分で理解り合える、「性的な慰安がないと頑張れない」日本のオトコ達になるのだろうか。もう一度言うけれども、僕は橋下発言をこう思いますよ。最高にキモい。






日本の政治家は、今までもうっかりだったり大真面目だったり、とにかく沢山の失言をしてきました。ですが、ここまで色んな国の、色んな人を巻き込んで心を逆なでする発言はなかなかないと思う。韓国中国は言うまでも無く英BBCでもAP通信でもトップ扱いだ。で、数時間後には米CNNがどう扱うか。。。ヨーロッパの人たちからみれば「まーた変なやつが出てきたなぁ」くらいの感覚だろうが、アメリカはもっと関与度が高いし、自国の軍隊について触れられてるわけだから(しかもとても侮辱的な言い回しで)、どう捉えられるのか、ちょっと想像出来ない。

いずれにせよ、僕の観る限り「橋下よく言った!」的な反応は、日本の男性ネットユーザー(匿名)のみだ。もちろん、人数で言えばそれも圧倒的に少数だと思う。ここからどう橋下さんが火消しをして、巻き返していくのか、正直気になるところではある。なので、全部が全部注目を集める為の発言であるなら、僕もまんまとその手の内にいるわけだけれど、この先どんな事があっても、僕は橋下さんを支持したり、いいね!と思うことはない。同じように、彼を擁護する石原さんや、維新の会もだ。何故だろう?腹立たしいとか、情けないとか、色々感じるところはあるけれど、とにかく恥ずかしい。ダサい。

"批判者は、風俗業=売春業=性行為と短絡的に考えているね。日本人は賢いから、性行為に至る前のところで、知恵をこらしたサービスの提供を法律の範囲でやっているよ。そして今の日本の現状からすれば、貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無。皆自由意思だ。だから積極活用すれば良い"

橋下さんのつぶやきを原文ママだが、さすがにこれが英訳されて世界に配信されるかと思うと、顔面から火が出てそのまま井戸に身を投げたくなるような恥ずかしさだ。日本人は賢いから本番手前のセックスサービスを合法的に作り出してて、そこで働く女性も貧困や強制なんて全然なく、男女共にこれを積極的に楽しんでますよ、ドヤァ!て事でしょ?こんなこと俺に言わせんなよ恥ずかしい。

こういうのがさ、正しく橋下さんの意図どおりに(どんな意図か知らんけど)、文化や価値観の違う世界中の外国人へ、あるいは日本の女性達に、ちゃんと届くと思うのかな?言語の壁、文化の壁、男女の壁いろいろあるよ?それとも、こうやって賛否両論(ほんとに?)巻き起こすことで、仮に日本中の女の人がアンチになってももう片方の男性層を掴んでしっかり支持されるのかな?よく分かんないや。

こんなblog書くのに、日本中の記事や海外のニュースや2chまで調べに調べて数時間、さらにこの本文を書くのに2時間以上とか、俺なんで見返りもなくこんなことしてるんだろうな。うーん。なんとなく、僕がもう日本にいたくない理由とか、ブログを書く気がしない理由が分かったかもしれない(笑)。

つづく?
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最近夢中になっていること。
3月に海外行ってからずーっとなのですが、ここの所再び体を鍛える、すなわち筋トレにはまっております。どこの区に行っても、やっぱり外人を見ると「体鍛えなきゃなー」って思うのは何でだろうね?(笑)。アジアだったら日本人と比べても特別体格差があるわけでもないのに。やっぱりね、人として、男としてそこは最低限ちゃんとしないとと思ってしまうんだよね。

去年も同じくらいの時期にジム頑張ってましたが、blogにも書いた通り僕は根本的に体重が少ない、痩せ型であるのでどうしても筋肉ムキムキにはならなかったのです。激しいトレーニングをするとすぐに体重が落ちちゃうから、肉がない。なので今年からまずちょっと方向を変えて、体重を増やしてから有酸素運動を減らして、その分筋力増強に回すような感じでやっております。

なので、年初と比べても現在6kgも太った!やばいよやばいよー笑。今65kgあって、体脂肪率14%くらい。去年は59kg、体脂肪率11%くらいだったから、比べると相当プヨってるよね。で、体重増やした後はひたすらバーベルやマシーンでオモリを上げて筋肉に変えていくのですが、有酸素運動をしないと体脂肪率がなかなか減らないので見た目によろしくない。見た目の筋肉の為には、やっぱりジョギングとか水泳して脂肪を減らすのが一番手っ取り早いんですよ。筋肉はなかなか増えないからねー。

でも体重は減らさない、細マッチョにはならない!と固く決意した僕は、やっぱり見た目の美しさよりも体格の大きさ、力の強さのほうに興味があるのかもしれない。まー海外行く度にこういう風に思うってのは、要するに負けたくないってことだろうし(何を?)。筋トレを継続しつつ、そろそろ総合格闘技でも習おうかなと思う今日この頃。割とマジで。




というわけで、今回は写真のうpはありません。あしからず(笑)。
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いやーめでたい
今日は僕の大好きなあの人(笑)の大変おめでたいニュースをお伝えします。

【オリコン】Sexy Zone、デビュー曲から4作連続1位 10代歌手4年半ぶり

ジャケ写の紹介は出来ないし、このYoutubeもどうせすぐ消されちゃうかもしれないんけどさ…笑





関わったシングル楽曲の表題曲で、オリコン週間一位を取るというのは、なかなかそう簡単なことではないんですよ。実力だけじゃなくて、リリースのタイミング、運もものすごく関わってくるし。どんなに人気・実力があっても取れない作家やソングライターは沢山います。まして、90年代以降は自分で曲を作るアーティストやバンドがほとんどだから、作家提供の楽曲で1位となると本当にジャニーズか、48グループしかない。本当に素晴らしいことじゃないでしょうか。

SexyZoneのファンの方じゃないと、なかなか僕のこの喜びは共有できないと思いますが(笑)、でも本当にすごいと思うんだよね。彼のことが心から誇らしいです。最近流行の女性アイドルには全く興味のない僕ですが、ジャニーズに関しては僕にとっても青春の一部。音楽的影響もすごく受けてるし、大好きだった。まぁそれはSMAPのことなんですけど!でも、だからこそ余計に嬉しい。おめでとう。
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辞められない 止まらない
いやーGW明けはなんかもーって感じですね。会社や学校行くのがしんどい人も多いでしょう。僕はどちらも行ってません!




「喫煙者は採用しない」企業広がる

GW中にちょっと気になったニュース。社員を新規採用する際に、タバコを吸う人を採用しない、あるいは入社するからにはタバコを辞めてもらう、という条件で採用活動をする企業をが増えているそうです。社内では禁煙、ではなくて、そもそもタバコ吸う人は採りませんというわけ。

既に駅や公道といった公共の場所、レストランや飲食店などでも禁煙、あるいは分煙の波は相当に進んでいるので、こういう会社も出てきて当然だと僕は思うのですが、それでも「なにもそこまで…」という喫煙家の人からの嘆きと言うか、恨み節もあるようで、ルールを守り、周りの非喫煙者に迷惑を掛けなければ、好きなタバコを吸ってもいいじゃない!という気持ちも、分からなくはないですよね。




ただ、先進国的な流れでいうとタバコ喫煙そのものが「淘汰されいく」方向にあるのは間違いないし、人々の集まる場所(要するに自宅内以外の全ての場所)でタバコが吸えるか、吸えないかというトピックで議論が起こるのも日本くらいな気がします。アメリカもヨーロッパ(除く東欧)も人前じゃまず吸えない雰囲気だし、飲食店とかホテル、公共施設にはそもそも喫煙エリアがない。北欧やオーストラリアなんかはタバコの値段がめちゃくちゃ高い(確か1箱千円くらい)ので、吸う人自体が少ないのもある。

ライブハウスやバンド、ロックミュージックは喫煙と切っても切り離せないようなイメージが未だにあるけど、あれも何でなんだろうね?ライブミュージックとタバコなんて完全に無縁だと僕は思うから、タバコ臭い楽屋とかライブハウスは正直あんまり好きではなかった。ホールキャパになればタバコ臭い楽屋とか絶対ないのに、なぜかライブハウスの楽屋はみんなタバコ吸うんだよなぁ(笑)。同じ音楽ライブやってるはずなのにね。

でも昔に比べて、タバコ吸う人ってやっぱり減ったんじゃない??特に若い人で吸ってる人は最近あんまり見ない気がするぞっと思ってJTのサイト調べてみたら、やっぱりちゃんとデータ化されてました。
「JT全国喫煙者率調査」
いやーさすがJT。自らの首を絞めるようなデータもちゃんと公開しててエライ!もうこれを見れば一目瞭然で、日本人の喫煙率はものすごい右肩下がりで下がり続けてます。2012年のデータだと全年齢平均で男性は32%、女性は10%です。女性は10人に1人しか吸ってないのかー!





なので、実際の所今すぐ日本中のレストランやカフェやホテルが全面禁煙になっても、実は大して変化はないような気がするんですよね。タバコを吸う人はどんなに減り続けてもいなくなることはないだろうし、自宅や、プライベートな空間で嗜好品として楽しむのは当然ありなわけで、この際欧米のように不特定多数の人のいる屋内ではもう全面禁煙で…何て言うと喫煙者の人からひんしゅく買うだろうなぁ。

タバコを吸うことで集中力が落ちる、生産性が下がる、ストレスの原因になるetcみたいなのは、もう散々研究で実証されてる。副流煙で周りの人にどうこうじゃなくて、吸ってる人本人が一番デメリットあるんですよ。かつ、今回の喫煙者NGの会社の言い分としては、喫煙スペースを設けなきゃいけないとか、タバコ休憩の時間を作らなきゃいけないとか、社員の喫煙によって企業イメージそのものが悪くなるとか、デメリットだらけだったりする。もう本当メリットらしいメリットって「タバコはうまい」くらいしかない。いや俺吸ったことないから分からないけど。

僕はタバコ一度も吸ったこと無くて、とにかくあのニオイと煙が全くダメなんで、そんな僕にタバコ吸うメリットはなかなか分からないのですが、そんな感じで「嫌煙」の方向に社会が向いていることは明らか。喫煙者の方はこの先なかなか大変そうです。いっそのこと辞めちゃえば…て余計なお世話ですね(笑)。なんなんだろう、タバコって。辞められない、辞めたくない強力な理由や動機があるのかな?むしろそれが何か知りたい。俺そこまで強烈に「辞められない」ものって何にもないんだよ。わが家は僕以外は家族全員喫煙者なので、今度聞いてみたいと思います(笑)

ではまた。
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僕の竹内くん
GWも後半戦残り僅か。僕はどこにも出掛けていません!ずーーーーーーっと家にいます笑。




先日の映画レビューの折に「もう日本では生演奏なんてこだわりない」と書きましたが、その日にライブハウスにライブを見に行きまして(今年初か?)、その翌日朝には千駄ヶ谷のスタジオに入っていたりして、まーどちらも当然のように生で演奏してるわけですよね。レコーディングはちょっと違うけど、ライブはもちろん日本中どこでだって生演奏なわけです。

だから、なんていうか僕のやってるスタジオワークとか、作曲とかアレンジとか、あるいはボーカロイドとかニコ動関連とか、そういうシーンでは確かにどんどん生演奏少なくなってきてはいるんだけど、日本の音楽シーンから完全に生演奏や人間によるプレイがなくなるわけではなく、我ながら狭い視野というか狭い世界に囚われてるのかもなぁと思い直したりしました。




行ったライブは、僕の大好きGenerationGapのメンバーでもある藤田くん、竹内くんが所属するTRI4THというバンドのライブ。前々から行ってみたいとは思っていたものの実は初参加!いやー我ながらホントに薄情ものですね(笑)。初見だったので色々と見所、聴き所も沢山あって、Vocalなしのインストだったのですが、とても楽しかったです。(個人的には、インストって最近そんなに聞かないので…)

特に個人的には、やっぱり竹内くんのプレイ、生演奏が相変わらず凄くて、刺激を受けたとかそういうのをとっくに通り越して、ただただ凄いなぁ、と。もうどうやっても追いつかないし、敵わないくらいレベルの違いを久しぶりに感じさせてくれました。なにげに彼と初めて出会ってからもう10年以上が経つわけですが、初めて大学の径音サークルで先輩・後輩として出会ったあの時から現在まで、僕は彼の生演奏能力に圧倒され続けています。

同じピアノ、鍵盤楽器の演奏者なので、例えばドラムとかギターとかベースと比べると、僕が「上手いなぁ、すごいなぁ」と思うハードルは必然的に高くなるわけです。正直に言うと、10代の頃から今まで数え切れないほどのピアニスト、キーボーディストの生演奏を見てきて、国内のプロミュージシャンはもちろん、世界のトップと呼ばれる人の演奏もここ数年何度か生で見聞きする機会がありましたが、その中でも彼は技巧的に最も上手いプレイヤーの一人だと確信しています。褒めすぎですかね(笑)。いやしかし、決してお世辞ではないです。

彼の基本的なテクニックや運動神経に裏打ちされた「良くそんなに指が正確に動きますね!」という演奏力と、プラス情熱的な、音楽や楽曲に「感情」を乗せていくプレイの持っていきかたは、本当に素晴らしいです。昔(学生時代は)は前者のテクニックの部分が先行していた感もあったのですが、久しぶりに見た演奏では後者のパッションの部分での表現も素晴らしく成長していることをひしひしと感じて、まぁ昔から「凄ぇな!」とは思っていたんですけど改めて「凄ぇな!!!」と思いました。




まぁやっぱりライブとか行くと「生演奏っていいよね」って思うし、必要性が薄れているとはいえ、無くなることもないよなと思います。ただその為には、竹内くんくらいの才能と努力をもってプレイに精進して、表現を昇華していく必要もあるわけで、どんどん生演奏はハードルの高いものになっていく気もします。GReeeeNは今年は生演奏も本人すらもいない「ライブTOUR」をやるわけですが、これが興行的に成功して、ファンの人達を楽しませることが出来るなら、やはり生演奏不要という方向はさらに強まるかもしれない。どーなるでしょうね??

ではまた。
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