音楽の未来 CD+アルファの価値を見出す
先週末のGM救済法案が米上院を通らなかったショックでしばらく呆然としておりましたが、やや復活。



今年一年で僕がどれくらい新譜CDを買ったかというと金額ベースだとレコード盤の100分の1くらいです(苦笑)。というのも、新譜に限ってはいわゆるサンプル盤というのが大体手元にあり、そうでもなければほとんどiTunesでダウンロード。

だから、僕にとってCDを買うというのはインディーズのCDやライブ会場でしか売ってないものを買うのが多いのです。ただ、今年はインディーズにもほとんど興味が向かなかったので例年に比べても極端にCDにお金を使わなくなっています。



その分というか、今年からハマッたレコード収集にお金を使ってるので金額だと音楽に使ってるお金は変わってない…どころかむしろものすごく使ってしまっていて、実は今週も160枚ほど買ってしまいました…。たった一週間で。。。

CDも今や、ブックオフやら中古で買えば一枚何百円。オークションもいれたらほんと100円ぐらい。レコードはどんなに新しいものでも20年前くらいの中古品しかないけど、CDの場合、数日前に発売された新譜でも人気があればあるほどあっという間に中古品として並ぶわけで。

そうなってくるともはや新譜・旧譜とか新品、中古っていうわけ方は出来ないのかもしれない。僕の中では、ネットダウンロードが当たり前になってからは完全にその分け方はなくなったなぁ。



数年前から、CDを買う意味ってのはそのアーティスト固有のグッズを買うっていう事と同じになるかもしれないと、漠然と感じていたけど、そういうのがどこまでみんなの中にも広がっているのかと、常々思います。ミュージシャン・アーティストにとって作品であるCDは決して「グッズ」ではないはずなんだけど、そんな事言ってるのは、この音楽業界では少数派になりつつある。

ただ、この場合グッズ=音楽的価値がない、というネガティブな意味ではなくて、アーティストとそれを応援するファンを繋ぐ手段の一つ、という事でもあると思うんです。ライブとかと同じように。

僕みたいに、ある特定のアーティストと繋がっていたい、という気持ちをほとんど持っていない人間にとっては、CDは個人消費の上で段々と淘汰されていく商品であって、音楽的にきっと良いだろうなと思えるものをダウンロードするだけになる。

さらにダウンロード出来ない、サンプルも手に入らないインディーズのCDやマイナーな洋楽だけを買うという…まぁそんな感じ。多分この先どんどん、みんながそうなると思いますよ。これは間違いない。CDじゃない「価値あるもの」をCDにつけなきゃいけない時代が来る。



一番矛盾だなぁと思うのは、自分の作った楽曲・作品だけは喜んで全力で買うんですよね、僕(笑)。聴きたい音楽、欲してる音楽は自分にとって一体何なのか、という事なのでしょう。とすれば、これからはミュージシャンとかそう言うの関係なく、自分の聴きたい音楽をみんなが自分で作る(外注も含めて)時代になるかもしれません。



というわけで、来年はより沢山の人が、より沢山の自分の聴きたい音楽と出会えますように。

ではまた。
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