プライオリティ2
前回の続き。


楽曲や音楽にとって大事な部分に労力を使い、それほど重要でない部分には拘泥しない。
数年前に、ゼロからどれだけ短時間で一曲作れるかの練習をしていた時期がある。
何度かやってみた結果、僕のペース配分は大体以下の通りだった。
作曲1時間半、作詞30分、アレンジ4時間、歌録り1時間、ミックス1時間くらい。
これが一番効率的というか、これ以上早くは出来ない限界がこのくらいだった。(笑)
こういう練習をすることに意味はあると思うが、上記の時間配分は、音楽制作のプライオリティからするとおそらく正しくない。
多分一番ベストな配分は、作曲作詞:4、アレンジ:3.5、歌録り:2、ミックス:0.5、くらいだと思う。
聴く人の心に残る楽曲を作りたければ、アレンジと録りを0.5ずつ減らして作詞作曲にもうプラス1した方がより良いかもしれない。


自分の能力の限界が上の必要時間で表れているとするなら。
ミックスが最低1時間とすると、歌録りは3時間、アレンジは6時間、作詞作曲が10時間となる。
これだと1日一曲は絶対無理だ。でも作業としてはかなり早いし良い配分だと我ながら思う(笑)
もしもっと早くしたければ、ミックスにかける時間を減らす。でもミックスを半分の30分でやれたとしても、アレンジが半分の3時間には絶対ならない。
大事なのは時間数ではなくて、配分であり優先順位だ。


なんでこんな具体的な数字が言えるのかというと、大規模なコンペに勝って採用されるような曲は、大体こんな配分で作られているんだろうな~と思うことが多いから。
総時間でどのくらい掛かっているかは全く分からないけど、少なくとも作詞作曲の倍の時間をミックスにかけているとは思えないよね。
どうしても、得意な作業や好きな工程に時間をかけてしまうし、こだわってしまう。
そこを自分でコントロール出来るようになると、より色々なことはスムースになると思う。
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プライオリティ
もう何回もblogで同じこと書いているような気がするけど(笑)、改めて最近思うこと。

曲を作る時に、まず作曲(歌ものなら作詞も)があって、それをベースにアレンジをして、それを演奏(歌唱)したものをレコーディングして、最後にそれらの素材(トラック)をミックスして、マスタリングする。
大まかに言えばこういう流れというか手順を踏みながら一曲完成する。
完成した曲は、ほぼ必ずこれらの工程を全て終了したものであり、制作に参加した当事者でなければ、プロセスの途中やまだ工程を通ってないものを聴く機会はまずない。
要するに、アレンジしてない状態のベーシックな曲や、歌や楽器をレコーディングする前のデモや、ミックスしてない曲を聴くことは普通ないってこと。
完成した曲ってのは色々なプロセスを全て通った、様々な要素が組み合わさった状態。当たり前だけど。

で、その完成した状態の曲を聴いて、「いい曲」とか「イマイチ」とかっていう判断をする。
どの部分の要素を指して「良いor悪い」を判断しているのか、普通の一般的な音楽リスナーのほとんどは分からない。
というか、音楽制作のプロでも、自分が制作に関わってない曲を聴いて、どの要素が良いか悪いかを適格に判断するのは困難だ。
だから普通は、一番耳に入ってくる部分、印象に残りやすい部分をピックアップして判断することになる。
メロディが好きかどうか。歌ものなら歌詞は何を歌っているか、歌は上手いかどうか。
インストや楽器好きな人なら、楽器の演奏についてや音色についてじっくり聞く人もいるだろう。
人それぞれ色々な「要素」を聴いて、自分にとってその曲が好きかどうか判断するわけだけれども、僕の持論として、あるいは一般論としても多分?、制作工程の最初の段階 = 上流ほど影響が大きく、楽器やトラックよりも歌の影響が大きい。

楽曲制作するにあたって、クオリティをどう上げるか考えた時に上に書いたことはすごく重要なことだと思う。
でも常に日ごろそれを意識して、自分の行動や判断に反映させているかというと、なかなか難しい。
どうしても、自分の関わる工程、自分が得意としている部分を「重要」に考えてしまう傾向がある。
最近では僕も含めて、制作工程の最初から最後まで全部自分(あるいは少数のチーム)でやってしまうパターンもあるが、それはそれで、全部を均等に考えてしまったり、どれが重要で、どれが(それほど)重要でないかを見誤ってしまうことは多い。
楽曲制作において、ミックスはもちろん大事だ。
でも大事ではあるけれど、そのひとつ前の段階である演奏や歌のレコーディングの方がもっと大事だ。
さらにいえば、何を演奏するかを決めるアレンジの方がもっと大事だし、歌なら歌唱力以上に歌詞やメロディそのものの方が大事だ。

自分でもバカらしくなるくらい当たり前のことを書いている…けどその当たり前が未だに難しい。
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あと7か月で
朝5時に起きてサッカー日本代表のベルギー戦を観ていたが、残念ながら負けてしまった。
0-1という結果だけを観ると惜敗、世界の強豪相手に惜しい戦いをしように感じるが、内容は実力の差が歴然とあり、かつベルギー代表は後半のある時間以降ほとんど攻める気がなかったように感じる。
1点差でも勝ちは勝ち。先日のブラジルの様に個人技で見せつつ得点を重ねていく、みたいなことをベルギーはしないのだろう。
ワールドカップまであと7か月。ここからどれだけ世界との差を縮められるか。
ロシアまで日本代表の試合を観に行く自分としてもとても期待している。
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あれから2年
今日でパリ同時多発テロ事件から2年目となる。
もう2年も経ってしまったとは…1年くらいの感覚だ。
ということは、ちょうど2年前くらいにドイツやルクセンブルクに行っていたことになる。
今考えるとよくあの時期に行けたな~と思うが、本当は行く予定だったフランスやベルギーへの入国はキャンセルしたのも事実。

あれから2年の間にフランスでは何度もテロ事件が起きている。ニースや同じパリ市内での事件はもちろん、死者が出ていないのも含めると5回以上。
同じようにイギリス、ドイツもこの数年の間に複数回のテロが起きているし、スペインやベルギーでのテロ事件も記憶に新しい。
犠牲者が出ない方がもちろん良いに決まっているが、死者が出なかったテロ事件は日本でほとんど報道されない場合もある。
中東やアフリカで起きている自爆テロは、かなり規模が大きいものしか日本では報道されない。

上で挙げたようなヨーロッパの国や、そしてもちろん中東地域にとっては、テロは現実での戦い、戦争そのものだろう。
アメリカ本土もテロが何度も起きているが、国土がかなり広いのと単独犯であることが多いせいか、国民全体の意識まではまだ行っていないような気がする。
アメリカに住む人と、ヨーロッパ(中でもフランス、イギリス、ドイツ)に住む人とでは、やっぱりテロに対する現実感が違う感じがする。

テロ実行犯の多くはISやアルシャバブなどイスラム教過激派によるものだが、幸いにも日本を含めた東アジアではこういった集団による事件がまだ起きていないため、なかなかこの「テロとの戦い」を実感することが難しい。
だから「もう2年も経つのか~」というような感覚になる。テロを継続的なものとして感じていないからだろう。
日本も事件が起きていないわけじゃなく、脅威に感じるようなことは日々起こっているんだけどね。
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週のはじまり
めっきり寒くなってきたと思ってたら、もう11月も半ばになっていた。
本格的な冬に入る前の、このくらいの時期が一番気持ちい良いよね。
空気が乾燥していて、それでも刺すような冷たさではない感じ。
今週もアレンジをやって、ミックスをやって、出来れば少し外にも出て。
あと映画も観ないと。訳あって映画をやたらと観ております。
今週も無理せずに頑張ろうっと。


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